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初音ミクがライブアーティストになった日

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 きょうの初音ミク感謝祭は夜の部に参加してきました(ニコニコ動画で)。たっぷり2時間、トイレにたつ暇すら与えてくれませんでした、途中の楽屋紹介以外はノンストップ。

 バンドの演奏、セガによる3Dステージングも実にすばらしかった。クリプトン・フューチャー・メディア、ヤマハ、そして曲を作り出したボカロPたちは本当にすごいものを創造したんですね。

 セガの3D技術による初音ミク、巡音ルカ、鏡音リン、そしてレンは、ビデオノイズのように消失したり、ボールから現れたり、扉の向こうに去ったり、一瞬で着替えたりはしていましたが、奈落のようにステージから下がっていく以外は常にステージに立ち、歩き、踊り、歌い続けていました(ダブルラリアットでは回りましたね)。飛んだりとかジャンプしたりといったイリュージョン的なギミックはまったくなし。それがバンドメンバーとの、観客との一体感を十分すぎるくらいに出していました。このへんが実にうまい。

 「そろそろ初音ミクのライブを見たい」と書いたのが2007年12月8日でしたが、それから27カ月後、2時間をフルにライブできるだけの実力が初音ミク(とその仲間)にはついたのです。ようやく観客として見ることができて、本当によかった(ニコ生だけど)。realtime VSTで歌わせなくても、十分にライブで、バンドの音でした。

 ついに、初音ミクはライブアーティストになったのです。

 レコーディングアーティストだけじゃなくて、ライブアーティストとしても、尽きぬの体力、衰えない声量、把握できないくらいのヒット曲を持ち、さらに多数のゲストPを抱えているのですから、その可能性は無限。クリプトンとセガは初音ミクの興行会社を作っておくといいと思うのですよ。

 4月下旬には、新たに5つの「感情」を手に入れることが決まったしね。

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Comment(4)

コメント

謎の匿名希望

初音ミク感謝祭はステージで見てきました。
本当に未来を感じましたが、同時に『我々の科学の限界』も感じました。

大きいのは二つ、投影システムは本当に綺麗なんですが、見る角度やZeppの強力な照明システムの影響で見えにくくなったりしてましたね。
あと、しゃべりを入れにくいので曲の間のとり方が難しいというのがあったと思います。

とはいえ、今回使用した投影システムはこれからの技術ですし、しゃべりはVOCALOID-flexが出てきます。回数を重ねるごとに進化するライブと言うのもそれはそれですごいのではないかとw

koya

なるほど。角度によってはずっと見にくい場合もありえますね。MCは、CEATECではリアルタイムで文字列の読み上げをやっていたので、flexとの組み合わせでよりライブ性の高いものにできそうですね

アロハ

3D(立体視)の投影システムを使って、スクリーンの中にライブの出演者以外は
入っているような構造にすれば良いかもしれません。
2010年が本当に立体視普及の元年になって、スポーツ中継や、ライブ会場での演出にも
立体視が使われるようになれば、科学の延長にある話だと思います。

FUJIFILMのFinepix Real 3Dという立体視の写真が取れるデジカメのおまけ
のフォトフレームで”Finepix Real 3D V1"というのがあります。
「ステレオムービーメーカー」というこちらのソフトで、
http://stereo.jpn.org/muttyan/index.html
左右別々の動画から専用のavi形式に変換するとこんな感じの映像が作れ
V1で見れます。
http://www33.tok2.com/home/mikumikualoha/miku_str.AVI
アマチュアでも立体視は普及の兆しがあるので、期待しています。
圧縮方式はMotion JPEGで、別途入手が必要です。

wolf

全国ライブツアー出きるな、いや、資材さえあれば同時多元中継ライブも可能ですな

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