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PocketGuitarで演奏してみて分かったこと、いくつか

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 iPhone用をギターにしちゃうPocketGuitarがぶっちぎりですごい件で取り上げた日本製ギターアプリが、日本だけじゃなく米App Storeでもトップ売上を誇っているというのは前にも書いたとおり

 YouTubeにけっこうな数の「PocketGuitarで演奏してみた」動画が投稿されているという現象を生んでいるのです。

 それに対して日本からの投稿数は少ない。これってやはり著作権の問題からでしょうか。“Baby, I'm Gonna Leave You”とか“Black Dog”を日本人があげるのはいかんだろうしなあ。

 Guitar Heroが大はやりのお国柄ってのもあるんでしょうけど、日本でももうちょっと盛り上がってほしいものです。こんなの弾けましたよ、みたいな。

 というわけで、日本の有名曲をちょっとだけ演奏したものをニコニコ動画に投稿してみました。拙い演奏ですが、まずは隗、というわけで。

 このあと、もう1本作ってみました。


 演奏および設定で分かったことを書いてみる:

・コード演奏したり、アルペジオを弾こうとすると無理が出てくる。とくに指が太い人
・左手でコードを押さえて右手ではじく、という発想はしないほうがいいかも
・なので、SettingsのAdjust Positionsで、フレットの長さを操作しやすいところまで長くする。
・Pluck Automaticallyをオンにしておけば、ブリッジ(右手でつまびくところ)はなしでもだいじょうぶなので、最小にしちゃって、その分、フレットの長さを確保する。
・一番下のフレット(音が高いほう)は、フレットが見えさえすれば弾くことはできる。
・チューニングは積極的に変える。「いちご白書」の場合は10フレット分プラスした。
・ハンマリング・オン、プリング・オフ、スライドが使えるので積極的に利用しよう。
・上記の奏法は、最初にフレットにタッチしたときよりも音量が小さくなるところがリアル。表現力が増すので積極的に使おう。
・チョーキング、アームダウンのどちらかが加速度センサーで使える。
・加速度センサーは、現在の位置からの角度移動になるので、斜めで演奏していても上下幅は確保できる。
・チョーキング、アーミングのときに縦方向、横方向のどちらに動かすかは手首の返しやすさと、ビブラートのかけやすさで決めるといい。
・iPhone 3Gではかなりの音量が確保できる。スピーカーのところに指を当てたり離したりすることで、いわゆるバイオリン奏法ができる。
・2本の指で隣り合う弦のフレットにタッチしても片方しか認識しないことがあるが、それは2本の指が1本としてしか認識されていないため、2本の指を少し離すとだいじょうぶ。
・フレットの横方向にはじくと、セーハができる。それで押さえた状態でスライドも可能。ようするに、チャーのスモーキーができる。

 日本の楽曲で、「これは」というリックやギターソロがあったらぜひ教えてください。ただし、簡単なのにしてね。

追記:ジェット☆ダイスケさんが演奏や設定方法を動画で説明してくれています。Pluck Automaticallyの設定のところ、自分でオンにしなくちゃいけなかったのね。この動画見て本文修正しました:
iPhoneアプリでギター演奏「ポケットギター(PocketGuitar)」(webdog)

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