ミニ鍵盤派のガッキガジェット愛好家は今すぐiPhoneシンセ「miniSynth」を買うべし
きのう、期待のiPhone用シンセサイザー「Noise.io」のサイトを見に行ったら、どうも予定されていた(延期されて)9月中のリリースは無理っぽい感じで、かわりにサンプルが2つほど掲載されているのみ。非常に残念です。
ところがきょう、お宝鑑定団のdanboさんにTwitterで教えてもらって急遽ダウンロードしたiPhone用シンセサイザー「miniSynth」が意外に出来が良かったので紹介しておきます(App Storeへのリンク)。まずはYouTubeのデモをどうぞ。
簡単に言うと、14鍵のキーボードを備えた2VCOのiPhone用アナログシンセ。ディレイも備えています。
・鍵盤は1音またはオクターブの上下シフトが可能
・音色プリセットは10個
・カットオフフリーケンシー、レゾナンスは独立したスライダー
・ADSRはアタックとディケイのみ。リリースは固定(ちょっと長め)
・ディレイはディケイレベルとディレイタイム
・VCOは三角波、鋸波、正弦波、矩形波
・VCOピッチはそれぞれ6オクターブ
・ポルタメントレベル(グライド)はスライダー制御(最小でもちょっとかかっている)
ドリーミーなパッセージを弾くには十分な程度で、音質もけっこういい感じ。ミニ鍵盤派は必須ではないかと。
初回からけっこういいものを作るじゃんと思ったら、これはテルミンソフトの「Thereminator」を作った会社でした。納得。
DS-10やKAOSSILATORとの相性もよさそうなので、ガッキガジェット派のお手軽シンセ(価格的にも)として、1台どうですか? iPhoneかiPod touchさえ持っていればわずか230円です。学研のSX-150やスタイロフォンの10数分の1ですよ。
追記:コメントいただいた、「銀河ボブのメモ」の中の人が、動画をアップされてました。これで機能がまるわかりです。ありがとうございます。記事のほうもどうぞ。
・App Storeで230円のシンセサイザーを買ったので遊ぶ様子を撮ってみた。