オルタナティブ・ブログ > CloseBox & OpenPod >

Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど

MacユーザーがWindowsなしで初音ミクを動かす方法

»

 無理だと思ってたんですけどね。「初音ミクのMac対応について」に「哀川翔子」さんからいただいたコメントに、

Intel Mac + CrossOver ではミクたんは歌ってくれませんか?

というのがあって、「どうせ無理だろう」と思いながら試してみたんですが……

 歌ってくれました。

 CrossOver Macはネットジャパンが販売しているIntel Mac用のWindows互換レイヤーで、Wineの技術を使っているものです。価格は1万1550円。

 体験版はここからダウンロードできます。

 わたしは、このCrossOver Mac 6.2の体験版と、DTMマガジン付録の初音ミク体験版で試してみました。

 まずは結果からどうぞ。

Crossover


 動作環境は、MacBook Pro(2GHz Intel Core Duo)、2Gバイトメモリで、Mac OS X 10.4.10。

 はい。十分なスピードで動いております。動かしているのはVOCALOID Editor。この上にピアノロール方式で音を置いて、それに歌詞をつけていくという作業、そしてWAVへの書き出しまでやってみましたが、まったく問題ありません。吐きだしたMP3ファイルがこれ(crossoverchorus.mp3をダウンロード)。

 これでParallelsやFusionなどの仮想環境を持っていないユーザー、Windowsライセンスを持っていないユーザーも、初音ミクに歌ってもらうことができるわけです。

 わたしとしては、Parallelsで動かしたほうがいいのか、CrossOverのほうがいいのか。Parallels側でアクティべーションしちゃったのでどうしようか悩んでいるところです。

 「哀川翔子」さん、提案どうもありがとうございます。これで、Intel Macユーザーなら合計2万6500円で初音ミクを思いのままにできます。


関連記事:
初音ミクのMac対応について
Mac OS XでWinアプリがサクッと動く? 「CrossOver Mac 6.1」を徹底検証

Comment(10)