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国内通信業界の変遷と通信市場の動向

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総務省は2024年1月24日、「公正競争ワーキンググループ(第1回)」を開催しました。

今回はこの中から、国内通信業界の変遷と通信市場の動向についてとりあげたいと思います。

国内通信業界の変遷と通信市場の動向

1985年の電電公社民営化、通信市場自由化以降、2.4万を超える事業者が参入し、市場規模は5倍を超える規模に拡大しています。

自由化が進むことで料金の低廉化が進むとともに、技術革新によりモバイル・IP・ブロードバンド等の多様なサービスが拡大しています。

国内通信業界の変遷

国内通信業界の変遷をみると、通信市場の自由化以降、さまざまな変遷があり、現在では、NTTグループ、KDDIグループ、ソフトバンクグループ、そして、楽天グループに集約されています。

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出典:総務省 公正競争ワーキンググループ(第1回) 2024.1.24

国定通信市場と移動通信市場の動向

固定通信市場では、IP化・ブロード化の視点の中でも、NTT東西の回線シェアが以前として高い状況となっています。

一方、移動通信市場は市場拡大に伴い、MVNOを含む多様なプレーヤーによる競争が進展しています。

スクリーンショット 2024-01-27 102545.png

国定通信市場と移動通信市場の動向
出典:総務省 公正競争ワーキンググループ(第1回) 2024.1.24

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