中村昭典の、気ままな数値解析
○人、○%、○億円…メディアにあふれる「数値」から、世の中のことをちょっと考えてみましょう
GW前くらいに、我が家でも話題となった、マクドナルドでコーヒーのおかわり無料サービスがなくなったという話。妻によれば、テニス友だちとコートに隣接するマックでいつものようにお茶して、またいつものようにコーヒーのおかわりをお願いしようとしたら、サービスを終了したと言われて焦ったとのこと。「コーヒーのおかわりくださーいって、いい大人が3人で並んだのよ。ちょっと格好悪かったわ。140円→【100円】に値下げになったのは嬉しいんだけど、おかわり無料がなくなっちゃったのは、すごいザンネーン!」
でもこのサービスが、店独自のものだったとわたしが知ったのは、GWが明けてからのことでした。日経ビジネス4.30号に掲載されていた記事-マック、「おかわり終了」の真意-によれば、これは「どこかの店舗が独自に始めた「非公式」なサービスだった」そうですね。
…(前略)…公式に認められたサービスではないため、利用した店や接客した従業員によって対応が異なってしまう可能性もある。こうした状況は、「知っている人だけが得をする」サービスだけに、顧客の不満につながりかねない…(中略)…今回のおかわり廃止を奇貨として、店舗への統率力強化とサービスの向上に乗り出すのは間違いなさそうだ。
※日経ビジネス 2012.4.30号 P16(日経ビジネスDigitalでも掲載)より一部引用
どの店でも同じサービスが受けられるという安心感を重視した、というのは理解できますが、あえて原田社長が記者会見を開いてまで「おかわり終了」を宣言したというのには少し驚きました。
おかわり無料サービスは、かなり多くの店舗で実施されていたサービスのようですね。加えて、サービス終了の情報がTwiterなどで駆け巡ったこともあり、影響が大きいと判断したからこそ、あえて原田社長が記者会見して公式に見解を伝えるに至ったと推測します。
おかわり無料サービスが、店舗の収益向上に寄与しているかどうか、本部としてはもちろん検討した上での決定だったことでしょう。もしプラスになると判断したのなら、逆に「おかわり無料を公式のサービスにする」という選択もあったはずです。
それとは別に、個人的に気になっていることは、今回の幕引きが「サービスの向上」に繋がっていくのかどうかという点。店舗独自のサービスを「アウト」と判定したことのマイナス面もあるのでは、ということです。
3年近く前のことですが、近所のマックで「ポテトの試食サービスがあった」ことを当ブログで紹介させていただきました。
マックのポテト「7分ルール」で廃棄処分となるはずのポテトを、廃棄する前にお客さまに試食サービスするというアイデア。まさに店舗独自のアイデアだったと思うのですが、こうした店舗オリジナルのサービスは勝手にやっちゃダメですよ、ということになる。これって、ちょっと残念だなと思うわけです。
もちろん店舗が勝手にサービス競争し始め、チェーンオペレーションが効かなくなることは避けなければならない。同じサービスが安定して供給されることのブランド価値を否定する気は毛頭ありません。かといって、「店舗は本部の指示通りにやればいい」では、従業員の士気も下がるでしょう。マニュアルを整備し、研修を徹底して、オペレーション通りに従業員が動き、どの店舗でも同じレベルの満足度を提供できるようにすることは、間違いなくサービスの強化だと思います。しかし、それは店舗毎オリジナルのサービスを否定することと表裏一体なのでしょうか。少なくともわたしは、「ポテトの試食サービス」に遭遇したら嬉しいし、他店舗でそれがなかったとしても、クレームは出しませんが。
はたしてどちらのサービスが正解なのでしょうか。そもそも二つのサービスは、二者択一なのでしょうか。一消費者としてのつたない疑問なのですが、みなさんのご意見を伺ってみたいところです。
不思議なもので、ひとりでも新入社員がいると、その職場の雰囲気が変わりますよね。やっぱりいいな、この時期。そんな初々しい彼らの姿を見るにつけ、彼らはどんな理由で就職先を選んでいるのか、という極めてスタンダードかつクラシカルなことが気になっています。転職の場合は、それなりに動機があるわけで、その動機を満たすことが就職先を選択する理由に直結する(はず)のでしょうが、大学生が初めて就職する場合は、こうはいかないわけです。
こうしたことを考えるに至った背景には、昔から言われている「就社じゃなくて就職」といった考え方や、「やりたい仕事で選ぶ」「向いている仕事で選ぶ」といった最近のキャリア指導のスタンダードな(?)考え方に対する疑問があるわけですが、それはともかくとして。
相性とか雰囲気とか、気が合うとか居心地とか、そんなような、およそ合理的でないかもしれない理由ではダメなんだろうか、みたいなことを思っていますが、そこで気になったことに少し触れておきます。備忘録みたいなものですけど。
マリナーズのイチロー外野手(38)が5日、ほっともっと神戸でソフトバンクから海外FA権を行使した川崎宗則内野手(30)と合同自主トレを行った。
川崎についてイチローは「価値観を共有できる選手というのは、11年やってもなかなか数えるほどしかいない。それが、この段階で共有できる人間がいるのが僕にとっても、これまでにない大きなプラスになる」…(後略)
※Sponichi Annex 2012年1月6日配信記事より一部引用
ここでいう「人」「価値観」というのは、実はとても大きなものじゃないかと思うのです。新卒学生が就職先を選ぶ理由の調査項目に「人事担当者の印象が良かった」というのが結構上位にあったりします。人の「印象」というのは、実は大きな影響を与える因子になると思いますし、それこそ「印象」というレベルではなく「価値観」にまで至れば、それこそ、そこで働くに十分な動機になるのではないかと思うのです。
もうひとつ。ご存じサイバーエージェント社長の藤田晋氏のブログから。
(前略)…採用時にポジティブな人がその後も維持できるかどうかは分かりませんし、性格のよさは重視してますが、最後は人の内面まで見抜くことは不可能だと思ってます。
ですが、ただひとつ創業来気をつけていたことは、「ポジティブな人がマジョリティであること」(捉えどころの無い、空気感のような話しです)
人は誰でも周囲の「人」に強く影響を受けるので、ポジティブな人が一緒に働く人に多ければ自分もがんばろう)という気持ちになれるし、ネガティブな人が多ければ一人だけ組織の中で高いモチベーションを維持するのは困難だと思ってます…(後略)
※渋谷で働く社長のアメブロ 2010-09-09 より一部引用
藤田社長も「空気感のような話」としながらも「人」の重要性について意識していることがよく伝わってきます。ポジティブな人が多く集まれば、そこにポジティブな組織ができる。当たり前の話です。採用時にそれを採用側が見抜くことは確かに難しいでしょうが、逆もまたしかり。ポジティブな人が多い職場に魅力を感じる人は結構多いのではないでしょうか。
ネットマイルが発表した「就職活動についての調査レポート 2012.3.23」によれば、「就活学生が入社を決める理由」について、H9~11年度の3年間合計で、トップは「雰囲気が合うと感じた」(30.9%)となっています。どこをどう見て雰囲気を判断したのか気になるところですが、やはり学生も何らかの接点から自分との相性を感じ取っていて、それを重視していることがうかがい知れます。
類は友を呼ぶ、というほど単純な話ではないのかもしれませんが、「雰囲気」を伝えられる方法をきっちり考えてみるというのも大事な採用戦略だと思いますし、そうした情報提供を企業側が行えれば、採用時におけるミスマッチも減るだろうなと思ってみたり。もうちょっと考えてみたいテーマだと思います。
何かと慌ただしい年度末。学校で仕事をしていると、この3月4月というのは、いろんなことが入り混じってバタバタするタイミング。でもわたしはこの季節が好きなんですよね。毎年のことですが、卒業生を送り出し、新入生を迎え入れるというのは、それだけで心が引き締まる感じがします。
さて、そんな時期に私事で恐縮ですが、実はこの4月から某大学の大学院博士前期課程に入学します。二十歳の手習いならぬ、五十歳の手習い。晴れて大学院一年生となります。今や大学で学ぶ社会人は年々増加していますが、わたしの役回りは、それを迎え入れる側。一方で学び直しへの個人的な思いは年々強くなり、重かった腰を上げることにしました。
正直、とても不安で、新入生のキモチが痛いほどわかる(笑)。ちゃんと通えるのか、単位取れなかったらどうしようか(苦笑)。仕事との両立を考えると、??が一杯な状態ではあります。でもま、とにかく、やれるところまでやってみようかと。今は不安を楽しみで隠してる感じ?学割も使えるし(笑)
以上、新年度に向けた報告でありました。これからは、より吸収した知見を公開する場としても本ブログを活用させていただこうと思っています。今後ともどうぞ宜しくお願い致しますー。
わたし、実は結構ラーメン好きだったりします。おいしいラーメンがあると聞けば、機会を見つけては出かけてしまいます。出張先でもまず探すのはラーメン店だったり。先週も静岡・島田に出かけたときは、名店・燕に出向きました。いやもう、実に美味かった~。
こう見えてもわたしは料理が好きなので、時間があるとよく作ったりします。最近はTwitterのつぶやきの半分くらいが食べ物かも(苦笑)。でも、ラーメンは作りません。というか、手が出せない。ラーメンの美味い店というのは、マネできない感じがあって、挑戦してみようという気にならないんですよね。ラーメンは、プロが作るもの、外で食べるもの、というか、その方が断然美味いと思っています。
でも、時間がなくて速攻食べたい時とか、ナベの締めにラーメン投入したい時とか、インスタントラーメンのお世話になる機会もあります。ですから、我が家には何らかのインスタントラーメンが常にストックされています。常連は『中華三昧』(明星食品)でしょうか。ノンフライ製法により乾燥麺でも生の麺に近く、結構美味いとは思います。しかし、あくまでインスタントはインスタント。どうがんばっても、ラーメン専門店のそれには及ばない、というのがわたしの正直な感想であります。
そんな中、インスタントとしては画期的に美味いと思えるラーメンに出会ったのです。その名も『正麺』。「せいめん」と読みます。製造元は、『赤いきつね』『緑のたぬき』で有名なマルちゃんブランドの東洋水産。とにかく麺がインスタントの乾麺とは思えない、生っぽい食感なんですよ。正直びっくりしました。
この『正麺』のことをFacebookで軽くつぶやいたら、思いのほか多数の方から反応がありました。みなさんラーメンには敏感だなと(笑)。そこでちょっと調べてみたら、意外なことがわかりました。インスタントラーメンの世界では、ご存じ『チキンラーメン』(日清食品)と『サッポロ一番』(サンヨー食品)が長年の両巨頭らしいのですが、発売してわずか4か月の『正麺』が、2トップを猛追しているというのです。
年間【16億8000万食】。ピーク時、1972年の37億食(1971年にカップ麺が登場)から減少しているとはいえ、「国民食」としての即席袋麺の地位は揺るぎもない。
ところが、この業界。『チキンラーメン』(日清食品)、『サッポロ一番』(サンヨー食品)というメガブランドが半世紀前後も君臨し、ほかのブランドは太刀打ちできない状況が長く続いていた
…(中略)…
2011年11月。全国一斉発売された『マルちゃん正麺』は、発売直後から一気に市場での話題を独占。『チキンラーメン』『サッポロ一番』という二大巨頭に肉薄する驚異的な売り上げを記録しているのだ…(後略)
※NEWポストセブン2012/2/25記事より一部引用
そうですか、売れてるんですね、コレ。味は醤油、味噌、豚骨の3種。我が家では、ナベに投入することを考えて、醤油味をストックしています。かみさんによれば、5個入りで特価品だと300円くらいらしいので、1個単価は60円程度になります。『中華三昧』の半値ですね。この価格でこの味は、結構スゴイなと。
元々マルちゃんは、これまでもノンフライ製法のインスタントラーメンを多く手掛けています。とはいえ、この『正麺』、製法に画期的な技術革新があったとか、巨額の宣伝費を投入したとか、そんな話は聞こえてきません。でも、売れていると。消費者はやっぱりよく知っている、ということでしょうか。
それにしても、「「これこそが正しい麺」「理想のラーメンの完成形」という自負を込めて『正麺』と名付けられた」(同記事)そうですから、けっこう大胆ですよね。この自信はどっから来たんだ? これって、たとえばカップ麺の『ラ王』みたいに、トップブランドが満を持して出す新製品的ネーミングかなって思いますけど。わたし的には、何気に
マルちゃん、図々しくて好きかも(笑)。
『正麺』がもし、美食アカデミーに登場したら、、、川越さん、なんて言いますかね。
今年もバレンタインデーが間近に迫り、デパートやショッピングモールの特設売場は大変なことになっているようですね。女子学生たちに聞いてみると、どうやらこの時期、彼女たちの間ではチョコレート売り場での短期バイトが人気だとか。「○○は時給が1,200円」「△△は応募が殺到して☆☆ちゃんが落ちた」「▼▼はコスプレ」みたいな情報を交換しつつ、携帯片手に条件のよいショップを探しては応募する学生も多いようです。
さて、バレンタインといえば、ここ数年で「義理チョコ」がすっかり衰退し、代わって「友チョコ」が主流になっているというのがもっぱらの噂ですが、ホントのところはどうなんでしょうかね。このところのバレンタイン事情を、大学の女子学生たちや我が家の娘たちに聞いてみると、随分と様子が変わってきている感じがします。
江崎グリコが毎年行っているバレンタイン事情調査の2012年版によると、バレンタインにチョコをあげる予定の相手は、「女友達」がダントツのトップで【69.5%】。女子高生では89.0%、女子中学生では97.0%が友チョコをあげると回答しています。一方で義理チョコは27.3%と少数派。OLでは49.0%が義理チョコをあげると回答してますが、2年前の同調査より5%ほど減っています。
※江崎グリコ株式会社「バレンタイン事情2012」調査より一部引用
ただ、この調査結果を鵜呑みにもできない側面もあります。わたしが聞いた話では、友チョコをあげる(正しくは、交換する)中でも、「本当にあげたい相手」と、「そうでもないけど(もらったら)あげないわけにはいかない相手」がいる、というのが実態のようですね。特に、大量に手作りチョコ(やクッキーやケーキなど)を交換し合う中高生は、学校で放課などに交換しあう場合、「あの子にあげて、この子にあげない、というのはNGなので、どうしても予定数以上に作ることになる」らしい。つまり、「友チョコ」の中にも、望んで交換し合う「本命チョコ的友チョコ」と、お付き合いで交換する「義理チョコ的友チョコ」があるらしいんです。このことを娘に聞いたら、「そんなの当然。本命の子と義理の子はチョコやクッキーの数が違ったりするけどね」だそうです。結局、渡す相手が変わったものの、「義理チョコ」は減っていないのかもしれませんね。
ところで。先の調査のチョコをあげる予定の相手で「父親」と回答したのは46.5%となっていました。世のお父さんたちの2人に1人は、娘さんからチョコをもらえるという結果となっています。はたしてわたしはもらえるのでしょうか(笑)
みなさんは今年のスーパーボール、ご覧になりましたか?今年も例年通り、いや、例年以上に盛り上がったようですね。
第46回スーパーボール(5日=日本時間6日、インディアナ州インディアナポリス、ルーカス・オイル・スタジアム)スーパーボウルは米国最大のスポーツイベントで、視聴率は昨年まで21年連続で【40%】を超えた。視聴者数でも歴代トップ10を独占し、昨年のパッカーズ-スティーラーズは1億1100万人が視聴。2年連続で米テレビ視聴者数の最多を更新した。今年のCM料金は30秒で350万ドル(約2億6600万円)と世界最高額。
※SANSPO.com 2012.2.7付けより一部引用
というわけで(どーゆーわけだ?)、今年も懲りずに挑戦した情報断食。何とも大袈裟な書き方ですが、「日本時間で月曜午前に行われた全米プロフットボール王座決定戦・Super Bowlの結果を知ることなく、一日仕事を終えて自宅に帰り着き、ワクワクドキドキしながら、録画しておいた世紀の対戦を楽しむ」という目標を達成するために、あらゆる情報を遮断することに挑んだ、というお話です。これ、実は3年連続の挑戦。しかも過去2年は途中で失敗(トホホ)。それが今年、やっと目標達成できたのです。やったー!
いやぁ、ほんとに楽しい試合でした。残り2分、2minutes warningまでペイトリオッツがリードしていた試合を、最後の最後で天才・マニングが奇跡のロングパス2発でひっくり返してジャイアンツが勝ったという、ファンにはしびれる展開でしたね。もしこの試合、結果を知ってから録画を見たら、感動は半減以下だったでしょうね。いやいや、ジツーに満足です(笑)
この、一見とっても簡単そうな、試合の結果を知ることなく自宅に戻るというミッション。でも、普通の生活をしながら情報を遮断するというのは、意外と難しく、実は過去2年連続で失敗しておりました。
そんなに見たけりゃ仕事休めばいいじゃん、って話なんですが、これもまたなかなか難しくて。日本でのSuper Bowl中継は、毎年2月最初の月曜午前になるのですが、月初めの月曜って忙しいですよね。案の定今年も仕事となり、あー、また今年も無理かなと思っておりました。今の世の中、しかもネットを軸に情報があふれんばかりに流れているわけでして、その気になればシャットアウトなんて簡単じゃん、と思っている人が多いと思うのですが、実はそうでもないんですよね。
今のわたしの生活パターンで考えてみると、一番の鬼門は通勤電車の中。隣の兄ちゃんがつぶやくかもしれないし、ふと目にした電光掲示板のニュース速報に流れるやもしれない。見るつもりもないのに、おじちゃんが広げた夕刊の一面が目に入ってしまうこともあります。そうなんですよ、一歩町に出ると、一瞬たりとも気が抜けないのが、今の情報社会であります。
というわけで、今年は過去2年の失敗を活かし、念入りに情報遮断を遂行。朝からテレビもラジオもオフ、移動中はイヤホンで音楽を聞き続け、脇目もふらずに読書して、外部からの情報流入をシャットアウト。仕事場でもPCの電源はOFF。普段は厳しいのですが、運良く今年は研修日となっており、日中はほとんど離席だったので、何とかセーフ。とまあ、涙ぐましい?努力の結果、3年目の正直で情報断食が成功したという報告でした。ちゃんちゃん。
今月に入って、というより今年に入って、まだ一本もエントリできてなかったことを深く反省し、自宅に引きこもって「ブログ書くまでは外に出ちゃダメ」と、自らに外出禁止令を課した1月最後の土曜日。TwitterやFacebookを眺めていると、わたしの周りには学会やらセミナーやらで勉強している人がいっぱい。みんなすごいぞ、わたしも頑張らなきゃ、って思いつつも、今日はカラダが重くて仕方ありません。うーん、どうも風邪が抜け切れてないのか。
とゆーわけで、今日は前から作りたかった「柚子茶」に挑戦しました(笑)。ん?ブログ書くんじゃなかったっけ? いや、たまたま良質の柚子が手に入ったんですよ。ただそれだけです。といっても、柚子茶作りはいたって簡単。柚子を半切りにし、中身をくり抜いて皮だけにし、千切りにします。それに水と砂糖と蜂蜜を絡めながら煮込む。何とも深みのない表現ですが、こんな感じですね。もちろんこの分量だったり煮込み方だったりにノウハウがあるのでしょうが、何せわたしは初挑戦。というか、普段からこのアタリはかなり適当で、たとえば「水の量は?」と聞かれれば、「ドボドボ。いや、ドボドボドボかな」とか「ヒタヒタ」とか。ま、こんな感じなのです、ごめんなさい。
レシピは、Google先生で「ゆず茶 レシピ」で検索すれば多種見つかります。何とも便利。で、一応自分なりに工夫した点を書いておきますと、市販品よりは砂糖の量を抑えて甘さを控え目にしたこと、柚子の果汁を搾って加える(使った柚は、もったいないので全部搾り切りました)ことで風味を増したこと。なーんだ、偉そうに書くことでもないか。
で、ものの15分くらいで速攻できました、柚子茶。茶と書いてますが、ジャムですね(写真その1)。どうです、美味しそうでしょ? で、これをお湯に溶かせば、その名も「柚子茶」が完成です(写真その2)。早速、沸騰させたアツアツのお湯に溶かして、フーフーしながらいただきましたよ。あー、あったまるー。デキの方は…初めてのわりには美味くできました◎ 家族みんなでいただきましたが、娘たちにも好評でした。ホッ。。。
写真その1
写真その2
ということで、今年最初のエントリなのに「お茶」を濁してしまい、失礼しました。これからはもうちょっと頑張って書きますー!
12月に入って一斉に開催されている、大学3年生対象の合同企業説明会。中には【2万人】が参加したものもあったとか。今年は12月解禁と、メディアがこぞって紹介したこともあって、かなり過熱感すら漂っていますね。
わたしも先日、名古屋某所での合同企業説明会(以下、合説と表記)に参加してきました。所属する大学では、就活サポートの一環で、学生の合説参加を支援しています。
寒風吹きすさぶ一日でしたが、学生たちは、入場待ちで屋外まで伸びた列にコートなしで並ぶ洗礼を受けつつ、就職活動本番に突入しました。主催者側に尋ねますと、合説史上最高の入場者とのことで、どのブースも多数の学生が並び、話を聞くだけでも一苦労といった様相。実に厳しい年の瀬の光景が広がっていました。
わたしが所属する大学から参加した学生のほとんどが、初めての合説参加でした。しかしその中で、すでに4回目の参加だという学生がいました。Kくんです。彼は12月初の合説を皮切りに毎週参加しているそうです。この日は3社回ったところで、本人曰く「今日はこれで終了」とのこと。意外と淡泊な印象だったので話を聞いてみると、こんなことを話してくれました。
「最初の合説はわけもわからずに参加して、入り口で配布された会社名の一覧を見ながら、とりあえず10社くらい話を聞きました。とにかく疲れて帰りました。帰ってから参加企業の情報を見直し、数社をピックアップしてナビでプレエントリしました」
「2回目からは、1回目で良かった印象の企業に似た企業を何社か回ってみました。すると、同じような企業でも違いがあることや、自分がどんな企業を好んでいるのか、何となくわかってきました」
「自分の希望がはっきりしてきたので、今日はその希望に合った会社があるかどうか、事前にネットで調べ、そこでピックアップした3社に直行しました」
「振り返ってみると、最初の合説はただ無駄打ちばかりでしたが、その無駄打ちがあったから、自分の希望がはっきりしてきたんだと思います。だから、最初はまず数をこなすこと、先入観を持たずにいろんな会社を回ることがいいと思いますね」
「今はネットで参加企業が調べられます。事前に企業情報を見れば、効率よく回れます。その大事さを知ることができたのも、最初の頃の無駄打ちがあったからだと思います」
そんな当たり前のことを、と思う方もいらっしゃることでしょう。でも大半の学生が、こんな当たり前のことができずに長蛇の列に並び、喧噪でほとんど聞き取れない説明に耳を傾け、足を棒にして動き回っている。これが合説の現場で見られる現実です。
厳しい情勢の中から、こうした見方を自分で身につける学生の姿をみつけることができて、わたしはちょっと嬉しくなりました。体験はなにものにも勝るということを、あらためて学ばせてもらった年の瀬の一日でした。
クリスマスが近づくと、にわかにカップルが増えるというのは、わたしが若かった頃(いつ頃かって? それは勝手に想像してちょーだい)のお約束でした。ま、わたしの世代では、クリスマス、一緒に過ごす彼氏や彼女がいないってのは、寂しく悲しいよねー、みたいに思っていた人も多かったと思います。ところが、今はどうやらそうでもないようですね。
週間プレイボーイ(集英社)編集部が、20~30代の独身男女を対象に行なった「今年のクリスマス3連休を誰と過ごすか」というアンケートによると、「恋人と過ごす」と回答した人は約【20%】だったそうです。
(前略)…本誌取材班が20~30代の独身男女を対象に行なった「今年のクリスマス3連休を誰と過ごすか」というアンケートによると、男性は約半数(46%)が「ひとりで過ごす」と回答。「恋人と過ごす」と回答した人は約20%に留まった。女性も「恋人と過ごす」と回答した人は約38%と半分以下…(攻略)
※週プレNEWS 2011年12月09日付けより一部引用
だからどう、って話でもないのですが、5人に1人ってのは意外と少ないのね、という印象。最近は恋人がいない若者率が上昇しているという調査もありますし。みなさん恋愛に淡泊になっているのでしょうかね。
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先々回の拙エントリ「「就活=恋愛」「就職=結婚」って、いまさらなんだけど、やっぱりそうだよね、って話」。恋愛も就活も、お互いを理解し合うプロセスであって、そこで相思相愛になると、恋に落ちる=内定する、みたいなことだと思う…という持論を紹介しましたが、それに関してFacebookで女性陣から共感メッセージを多く頂きました。コメント転載の許可を頂きましたので、ちょっとしておきましょう。
Hさん:同感です。感覚派の私としては、ときめきました!っていう動機で応募したっていいと思う。企業は志望動機を厳しく聞いてはいけない。僕のどこが好き?どのくらい好き?(笑)一緒に長く楽しく生きていけるかどうかって、別問題ですよね。
Sさん:あーもう、ほんとにそのとおり。わたしは、「なんかそこで自分がいることがしっくりイメージできそう」っていう感覚が大事だと思っています。企業サイドも「こいつといっしょに働いてるイメージが持てる」っていう選択はありだと。
お二人とも少なからずキャリア支援に関わっていらっしゃる方なのですが、就職においても、恋愛と同じく、「ときめいた」「しっくりくる」といった感覚が大事なんじゃないかと。たしかに、相手を好きになるのに理由なんていらないわけで。野暮なこと言わないで、自分の気持ちに正直に突き進んでみる就活というのもアリな気がします。
でも、現実の就職はそんな悠長なことを言っている状況じゃないと、お叱りを受けるかもしれません。「ときめいた」「しっくりくる」で面接が通るなら苦労しないよ、って言われそう。うーん。たしかに。いや、でもしかしですね、周囲の危機感とは裏腹に、就活にいまいち力が入らない学生たちを見ていると、なんだか、就職を巡る厳しい環境とは別次元の力が働いているいるような気がするわけです。
で、上記調査から、最近は何となく恋愛に淡泊な若者が増えているのかな、という乱暴な推測と絡めて考えてみると、就活って、どことなく恋愛に対する感覚と似ているような気もしてきます。まぁ、無理矢こじつけるのも、それこそ野暮な話なのですが。どなたか、「就活」と「婚活」の因果関係を探る調査なんてやっていただけないでしょうかね。。。
ご縁があって、先日サイバーエージェントの取締役人事本部長である曽山哲人さん @SOYAMA とお会いしました。サイバーエージェントはユニークな人事・組織活性化の仕組みを続々と具現化している企業であり、曽山さんといえばその仕掛け人として、業界でも注目の一人です。京都への出張時に、わざわざ名古屋で途中下車いただき、お会いする機会を持てたのは幸運なことでした。
サイバーエージェントが打ち出している特徴的な制度・仕組みといえば、社内公募による新規事業プランコンテストである「ジギョつく」、自薦他薦による優秀人材可視化の仕組み「CAバンヅケ制度」、そして社内異動の活性化の仕組み「キャリチャレ」などが代表的なものですね。個々の説明は割愛しますが、これらに共通しているのは、「風土とか価値観とかいった、目に見えないけどとっても大事な企業の力」を、目一杯高める、活性化させる方法を、「具体的な仕組みとして考え、実践している」という点だと思います。
たとえば、成長性だとか技術力だとかいった企業力なら、定量にせよ定性にせよ、具体的な目標として設定することは誰にでもイメージしやすいでしょう。売上高前年比10%アップ、みたいな感じですね。それに対して、企業風土や価値観といったものは、ともすると言語化することすら難しく、客観的・絶対的なモノサシもないので、個々人で受け取り方も異なるのが普通。つまり、「こんな風土を目指そう」といった具体策を立てて共有することは、とても難しいことなのです。
そこをあきらめずに、自分たちが納得できる目標に落とし込み、みんなが共有できる、目指せる、実践できる手法で具現化を試みているのが、サイバーエージェントのユニークな点だと思うわけです。たとえば先の「ジギョつく」で提案されたアイデアを認め、関連会社として企業化させて事業推進を図る。そして、その発案者である新人を社長に抜擢してしまうというから、半端無いですよね。
この積み重ねが、働く人の連帯感につながり、チーム・サイバーエージェントを作る。結果として、10年前に約30%あった離職率を、約5年で【12%】にまで低下させることに成功したといいます。
曽山さんから見せていただいた資料に、Great Place To Workが発表している「働きがいのある企業ランキング(2011)」というのがありました。これは「働きがいのある会社」に求められているものを、「信用」「尊敬」「公正」「信頼」「誇り」「連帯感」という6つの要素で具体的な設問に落とし込み、アンケート調査によって集計し算出している企業ランキングとなっています。
1位 グーグル
2位 ワークスアプリケーションズ
3位 日本マイクロソフト
4位 アサヒビール
5位 Plan・Do・See
6位 サイバーエージェント
7位 モルガン・スタンレー
8位 三幸グループ
9位 日本イーライリリー
10位 アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
11位 ディスコ
12位 日建設計
13位 三井住友銀行
14位 明光ネットワークジャパン
15位 船井総合研究所
16位 ネクスト
17位 インテル
18位 東京海上日動システムズ
19位 ブラザー工業
20位 堀場製作所
21位 マルホ
22位 ザイマックス
23位 アボットジャパン
24位 国分
25位 良品計画
26位 野村総合研究所
27位 湘南美容外科
28位 アルバック
29位 ガリバーインターナショナル
30位 バンダイ
※2011年発表「働きがいのある会社」ランキングより引用
世間一般の「大きな会社」「有名な会社」ランキングとは少し違うのかもしれません。学生の人気企業ランキングなどと比べてみても、顔ぶれが大きく異なっていますね。このランキング、目に見えない「働きがい」を可視化することで、今までとは違う、「企業を見るモノサシ」を提供してくれていることは確かだと思います。ここでもサイバーエージェントは6位にランクインしています。
こうした指標がより一般に普及すれば、いわゆる進学先を選択する際の「偏差値」に相当するような、就職先を選択する際のメルクマールになるのかもしれませんね。
※追記 「2010年には離職率が7%まで低下した」と、曽山さんから追加情報を頂きました。改善スピードがアップしているようですね。

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