21世紀にふさわしいモチベーションの与え方とは?
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TED のこのビデオには考えさせられた。
「社会科学的に実証されているのにも関わらず、ビジネス実践で最も無視されている事実」と、アル・ゴア氏のスピーチライターをしていた、プレゼンターのDan Pink氏は語る。
Carrots and sticks, いわゆるアメと鞭という、外部からのモチベーションは、20世紀型の単純作業をこなすには効果的だった。しかし、21世紀型のより複雑な仕事には、アメと鞭はかえってモチベーションとしてはマイナスだ、というのだ。ちょっと前、金融危機とともに問題視された、大手金融機関のCEOの巨額な報酬を、どう説明付けるのだろう?
では、21世紀型の複雑な仕事をする人たちのモチベーションを挙げる手段は何なのか?
Pink氏いわく、
- Autonomy (自律性:自ら決められること)
- Mastery (よりよくなる、上達するという自覚)
- Purpose (目的、何か自分よりも大きなもののために行っているという自覚)
この三つが何よりも大事なのだという。そして彼は、Googleが、勤務時間の20%を好きなことに使っていいというルールをかかげていることなどを例に挙げる。さらに、徹底した結果主義、ROWE (Result Oriented Working Environment)というのも紹介している。
ビデオはこちらです。
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