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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

政府が気に入らない?それじゃ、自分好みの国を築けばいい

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と、真剣にプランを立てている若者がいるらしい、とは、今日のNPRの話

提唱者は、元GoogleのソフトウェアエンジニアのPatri Freedmanさん。何と、あのミルトン・フリードマンのお孫さんだそうな。

彼や、彼の友人でFacebookやPayPalの初期の投資家でもあるPeter Thielさん達は、会っていろいろ現在の国政の不満を話し合っているうち、それなら自分たちの気に入るような国をつくろうではないかということになった。

場所は、国際法しか及ばない、公海上。そこに人口の島を浮かべ、独自の憲法、独自の法律、観光を中心とした独自の収入源を持つ、新しい国を建設しようというのだ。そのコンセプトを紹介するウェブサイト、http://www.seasteading.org/ も立ち上げた。

まずは、サンフランシスコの近くの海岸(公海上)に船を浮かべ、ビザを持たないエンジニアたちが住めるような施設を建設することから始める計画らしい。2014年スタートを目標にしている。

もはや地上にフロンティアが存在しない現在でも、自分が理想とする国を建設したいという夢を持つ人はいるんだ....さて、この試み、どういう展開になるのやら、楽しみです。

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