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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

選挙人登録をFacebookでする国と、インターネット選挙運動を制限する国

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今日のシアトルタイムスのニュース記事。ワシントン州が全米で初めて、Facebook上で選挙登録できるアプリを提供するとの事。ワシントン州とFacebookとMicrosoftが共同で開発しているらしい。

2008年の大統領選では、オバマ陣営はいち早くウェブサイト上で資金集めを開始した。インターネットは単なるツールの一つで、それを用いた選挙活動に対する制限は見当たらない。

一方、日本のサイトで、"One Voice Campaign - インターネット選挙運動解禁に向けて"というサイトを見つけた。

シアトルに住んで18年近くになり、日本の事情にはとんと疎くなってしまったのかもしれないが、Facebookなどインターネットを選挙運動に使えないというのには、違和感を感じてしまう。なぜ規制が必要なのだろう。たかがツールじゃない。それをどう使いこなすか、候補者が決めればいいことじゃない。

一方、今年のアメリカ大統領選では$2bil.もの巨額の資金が使われると聞くと、やはり違和感がぬぐえない。

どちらの国の選挙事情も、理想的とはお世辞にもいえない、ということか。

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