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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

生花インターナショナルの花展でデモをしました

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私にとってデモンストレーションとは、長い間ソフトウェアのデモだった。

最初の製品は、 Microsoft Word Ver.1.2。 まだベータになる前から、社内では営業の人たちの前でデモし始めた。

「一太郎よりどこが優れているの?」「そんなにメニューバーが太ければ、NEC PC-98シリーズだったらほとんど画面が隠れてしまう」と、いろいろ酷評を浴びながら、デモの内容を固めていったっけ。

その後、Windows 95、Internet Explorer、BLUEmagic (OINA時代のBluetoothソフトウェア)と、いずれもソフトウェアばっかりデモしてきた。

それが数年前から、マウスの代わりにはさみを手に持ち、生花のデモンストレーションをするようになった。我ながらこの様変わりに驚く。

でも、どちらもデモンストレーションという以上、何か共通点がある。それは何だろう....

本番は決してリハーサルどおりにはいかない、というのも然り。でもやっぱり、見に来てくれた方の、大きなうなずきを見て、そしてデモの後「とっても良かったよ。よくわかった。楽しかった。」というねぎらいの言葉をいただいて、やって本当に良かったと実感すること。

本番前の緊張はいまだに慣れないけれど、それでも、デモはやめられない、のです。

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