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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

旦那がKindleを欲しがる訳は...

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我が家では旦那より私のほうが断然デジタルガジェット好きというのは、過去のこんな記事とかで推察していただけると思う。

なので、旦那が突然「今度の誕生日プレゼントには、Kindleが欲しい。」と言い出したのには、正直驚いた。一体何が起こったの?

昨日のニューヨークタイムスの記事。Amazon.comでは過去3ヶ月間で電子書籍がハードカバー本の販売冊数を上回ったという。これには但し書きが必要。SFGateの記事では、ハードカバーは書籍販売冊数でいうと全体の23%にとどまり、残りはペーパーバックスとのこと。Kindleの電子書籍の販売は、ペーパーバックスにはまだまだ及ばないのが実態だそうな。

これらの記事を読んで、旦那がKindleを欲しがる理由がなんとなくわかった気がした。

旦那は、ジョン・グリシャムとかの流行作家の小説が好き。今はスウェーデンの作家スティーグ・ラルソン(Stieg Larsson)にはまっている。ついこの間三部作の最新版が出たのだが、ペーパーバックになるのなんて待っていられないらしい。早速Amazonで注文していた。

ハリー・ポッターもこの部類に入るだろう。こういう流行作家の著書は、ハードカバーの新刊本が出たら即読みたい。でも、特に英語のハードカバーは、なぜかとても分厚い。飛行機の手荷物に入れるととってもかさばる。後で何度も読み返したい内容とは限らない。なので、薄くて場所のとらないKindleの方が助かる、ということではないかしら?

この推論の真偽はともかく、旦那がめでたく入手した暁には、私も家でKindleが触れて大歓迎!ということで、今年のお誕生日のプレゼントが決定しました。

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