元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。
弊社は昨年から、Square 1 Bankというベンチャー銀行にお世話になっている。21世紀型の銀行を目指すというこの銀行は、テクノロジーを駆使して銀行業務のコストを最低限に抑える一方、うちのようなベンチャー企業のニーズに確実に応えてくれている。
何よりも便利なサービスは、”Toaster”というあだ名の小切手スキャナー。会社が受け取った小切手を物理的に銀行に持っていく必要はなく、この”Toaster”でスキャンして、オンラインで銀行に送る。ファンドの確認も全てオンライン。次の日には会社の口座に入金が確認される。口座を開設した時、普段はテキサスにいる銀行のサポートスタッフがオフィスを訪れ、弊社の経理担当者のPCに“Toaster”を接続してくれた。もちろん残高など口座の詳細はすべてウェブでアクセスできるので、以来、銀行業務はすべてウェブと電話で済ませている。この小切手スキャナーは、Goldleaf Technologiesという会社の製品。
Square 1 Bankのオフィスは全米に8箇所。シアトルにもスタッフはいるが、いわゆる銀行業務を行うのが目的ではなく、新規顧客開拓と、既存顧客のサポートが主な任務。地元のリーシング会社やエンジェル投資家に紹介してくれたり、顧客の会社でBluetoothソリューションを探しているところと会わせてくれたり。
日本では、このような、ベンチャー企業にターゲットを絞った銀行って成り立つのだろうかと、ふと関心を抱いた次第です。
Special
- PR -| とおる | 2007/10/10 15:42 |
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もともと、銀行の本来の機能の中に「融資」があり、元をたどれば渋沢栄一など明治時代のバンカー達は、ベンチャーキャピタル的な「気持ち・意思」を持っていたように思えます。 | |
| 佐川 | 2007/10/11 11:25 |
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とおるさん、 ベンチャー、特にソフト開発会社は、機械や工場があるわけではないので、銀行が融資するかどうかを決める際、何に担保価値があるとするのでしょうね。最後は人で決める、というのは簡単ですが、人を見る眼をいかに養うか、というのも大事ですね。 | |
| とむとむ | 2007/10/12 00:26 |
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無形資産を対象に融資するような眼力は、日本の銀行にはありません。 | |
| 佐川 | 2007/10/12 14:10 |
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Square 1 Bankは、なんと設立2005年の若い銀行です。VCから$105mil.集めたそうです。 | |
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