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普段見たり聞いたりすることにも経営的視点が入っていることが多いです。ときどき気づいたりしませんか? このブログでは、日常に潜む経営視点を考えてみます。ときには無理やりにでも……。

Amazonの段ボールが商品と比べて大き過ぎるワケ

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amazon01.jpgダンボールの山、ヤマ、やま

Amazonでちょいちょい購入しています。

お店に行く時間がないときには便利ですし、実際の店舗よりも安く買えたりすることも多いので、なかなかAmazon依存から抜け出せなかったりします(^^;

amazon02.jpg出典:https://twitter.com/howl0904/status/278789291256193024

これはちょっと極端な例ですが、たった一つの小さな商品なのになんでこんなに大きな段ボールで送ってくるのかな?と思うことも多々あったり。

なぜムダに大きな段ボールで送ってくるのか?その理由を考えてみます。


そもそもAmazonのサービスは何かというと、
 1 多種多様な商品を
 2 大量に
 3 (できるだけ)早く
 4 安全に
 5 届ける
ことです。


Amazonのメリットを考えると、1「多種多様な商品を」、2「大量に」、3「(できるだけ)早く」の条件を満たすには、「段ボールの形を標準化させる」のが良さそうです。

「段ボールの形を標準化させる」と、段ボールそのものを大量に安く仕入れることができます。
標準化により、段ボールの種類も限定できるので、倉庫内での作業も効率化されます。


Amazon利用者のメリットは、3「(できるだけ)早く」、4「安全に」の条件を満たすには、メール便よりも段ボールの方が早く正確に届きますし、段ボールの空間を活かせるため商品の破損も減らせます。

こう考えると、Amazon利用者が段ボールがムダに大きいなぁ、という感覚は、Amazonとしても理解しているけど、しょうがない、ということなんでしょうね。


あとは、段ボールを利用して、いろいろなものを作ったり、段ボール収集に目覚めたりするぐらいでしょうか。
 ↓
アマゾンの箱を全種類めざして集めている斎藤さんの、地味な苦労
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1361952059431.html

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