WSLで始めるUbuntu > 第33回 bashの組み込みコマンドついて知ろう(1)
私が編集し点しているCTC教育サービスのコラム「WSLで始めるUbuntu > 第33回 bashの組み込みコマンドついて知ろう(1)」が公開されました。興味がある方はご覧ください。
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前回は、端末(ターミナル)について説明しました。今回はbashの組み込みコマンドについて説明します。
bashの組み込みコマンドは、bash実行時のみ使用できるコマンドです。通常 ls コマンドなどは、環境変数PATHからコマンドを検索し、/usr/bin/ls を実行します。一方 cd コマンドは組み込みコマンドであるため、環境変数PATHから検索される/usr/bin/cd を実行しません。
組み込みコマンド
bashの組み込みコマンドを説明します。
source filename [arguments]
指定したfilename を読み込み、実行権限の有無に関わらず、filenameの内容を実行します。filenameは、主にシェルスクリプトやシェルの設定が書かれたファイルで、通常のELFバイナリ実行形式を使用することが出来ません。filenameは環境変数PATHから検索しますが、PATHに存在しない場合はカレントディレクトリ上のfilenameを使用します。filenameより後ろの引数がある場合は、filename自体の変数として扱われます。sourceコマンド実行時の終了コードは、filenameで実行された最後のコマンドの終了コードになります。
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