ETロボコンチャンピオンシップ大会開催 ~完走率はちょっと低いけど40.0%~
11月19日(水)にパシフィコ横浜で2008年度のETロボコンを締めくくるチャンピオンシップ大会が開催されました.
今年は,全国5地区で開催された本戦を勝ち残った40チームが,さらなる調整を加え,難所攻略をたくさんみられた楽しみな大会となりました.(おそらく選手のみなさんは大変だったと思いますが・・・)
競技結果は,今年も東海地区からチャンピオンが誕生する結果となり,東海地区のレベルの高さを実感できた大会でした.(総合優勝したADoniSチームは,ほぼ完璧でした.脱帽!!)
すでに,さまざまなBlogなどで当日の結果は伝えられているので,私のページではチャンピオンシップ大会のデータをまとめておきたいと思います.
まず,全体の総括としては,チャンピオンシップ大会は完走率こそ40%と本戦に比べて10%以上低下した結果となりましたが,これは難所に果敢にチャレンジした結果の表れで,非常に見応えある競技内容でした.
難所の挑戦率は,新ショートカットが65%,ツインループが70%と約3チーム中2チームが挑戦したことになる.成功率については,23.1%と32.1%なので,本戦を勝ち抜いたチームと言えども,難しかったようです.
また,今年からはスタート直後にコースを勝手にショートカットする通称ドルフィンジャンプを封じ込めるために,当日までコース内のどこに障害が設置されているかがわからない状況であったため,挑戦するチームはたった10%にとどまってしまった.その中でも,しっかり成功をおさめた2チーム(ひよっこえんじにあーず,ADoniS)は素晴らしかったです!!
このチャンピオンシップ大会をもって,2008年度のETロボコンはすべて終了となります.
参加者として,春先からがんばってこられたみなさんにとって,おそらく何か少しでも身につくものがあったことでしょう.ぜひ,来年度以降も引き続きチャレンジして,さらに上級の技術を身につけようという方が一人でも多く現れてくれることを楽しみにしております.
私もぜひ来年も,引き続き関西地区の実行委員として,みなさまと一緒に新たなことを学んでいければと誓ったチャンピオンシップ大会でした.
イン | アウト | 合計 | |
平均完走タイム | 65.5 | 52.3 | 59.7 |
最速タイム | 46.5 | 41.6 | 41.6 |
完走チーム | 18 | 14 | 32 |
完走率 | 45.0% | 35.0% | 40.0% |
リタイアチーム | 18 | 22 | 40 |
タイムオーバーチーム | 4 | 2 | 6 |
失格チーム | 0 | 2 | 2 |
ゴール後停止成功チーム | 8 | 7 | 15 |
ゴール後停止失敗チーム | 3 | 0 | 3 |
ゴール後停止 | チーム数 | 全チームに 対する割合 |
ゴール後停止 挑戦チームに対する割合 |
ゴール後停止挑戦 | 18 | 45.0% | |
成功 | 15 | 37.5% | 83.3% |
失敗 | 3 | 7.5% | 16.7% |
新ショートカット | チーム数 | 全チームに 対する割合 |
ショートカット 挑戦チームに対する割合 |
ショートカット挑戦 | 26 | 65.0% | |
2回成功 | 6 | 15.0% | 23.1% |
1回成功 | 10 | 25.0% | 38.5% |
ショートカットでリタイア | 16 | 40.0% | 61.5% |
ツインループ | チーム数 | 全チームに 対する割合 |
ツインループ 挑戦チームに対する割合 |
ツインループ挑戦 | 28 | 70.0% | |
4回成功 | 9 | 22.5% | 32.1% |
3回成功 | 2 | 5.0% | 7.1% |
2回成功 | 5 | 12.5% | 17.9% |
1回成功 | 6 | 15.0% | 21.4% |
ツインループでショートカット | 7 | 17.5% | 25.0% |
ツインループでリタイア | 6 | 15.0% | 21.4% |
ドルフィンジャンプ | チーム数 | 全チームに 対する割合 |
ドルフィンジャンプ 挑戦チームに対する割合 |
ドルフィンジャンプ挑戦 | 4 | 10.0% | |
成功 | 2 | 5.0% | 50.0% |
ドルフィンジャンプでリタイア | 2 | 5.0% | 50.0% |