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日高学長を送る会

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昨日は、出身大学の初代学長で、動物行動学の日高敏隆先生を送る会でした。

今、電車の中で学長の本、「人間についての寓話」を読みながら、いろんなことを思い出しました。

いつもヤンチャな、無茶苦茶な企画を持ち込む僕らに、「いいよ、どんどんやんなさい」と言い続けてくれた学長。月曜の朝一番の講義で、ほとんどエロトークばかりだった学長。それでも爆睡していた僕。年賀状のやりとりが途絶えて、その後の訃報。

学長、ありがとうございました、叶うならもっと講義を受けたかった。当時18歳の僕らの目線に合わせてくださった交尾の話も面白かったのだけれど、本を読んでいると知的好奇心がぐわっと開く自分を感じます。もっと教えてもらいたかった。

イナゴたちの背中にマーキングして圃場の中を追いかけて、産卵場所を探し出した実験は、今、モバイルを使った行動特性の仕事に確実に活きているし、キャラクターの地域通貨を使ったコミュニティのエコシステム実証実験なども、学長に知らず知らずのうちに思想の端末というか、ヒントを沢山頂いていたことに今更ながら気がつきました。

「人間学」という言葉を教えてくれたのは学長でした。
人間学という科目が滋賀県立大学の必修科目にあるのだけれど、僕は卒業してからもずっとずっと学んでいるように思うし、それはきっと人生を終えるその時まで学び続けるのだと思います。
「人は育てるのではなく、人は育つんです」。
学長の繰り返し言われていた言葉が、全身に沁み渡るのがわかりました。

学長、本当にありがとございました。

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