5分でアプリが作れる Windows Phone 7 アプリケーション の開発生産性

Windows Phone 7 では、アプリケーションのプラットフォームが Silverlight と XNAになりました。

Silverlight は Microsoft の RIA テクノロジの一つで、元はWebブラウザプラグインとして動作し、リッチなコンテンツやアプリケーションを提供するテクノロジでした。よく MS版 Flash なんて揶揄されることもありましたね。Silverlight の強みは .NET の開発資産とリッチな UI の2つを併せ持つ点にあります。

どれくらいアプリケーションを作りやすいのかというと、先日開催された Tech Ed では、０から Twitter クライアントを5分で作り上げました。（本当は持ち時間3，4分でしたが）もちろんコードスニペットを使ってコードを打つ量はだいぶ減らしましたが、それでも実質的なコードは20行足らずです。

Tech Ed Japan Japn 2010 キーノート オンデマンド (1:10:30-1:15:30 あたり）

この開発生産性の高さは、.NET テクノロジによる恩恵と、Visual Studio / Expression Blend という2つのツールによってもたらされるものです。懸念だった開発環境に対する費用についても Windows Phone 7からは無料で提供されるようになり、ようやく落ち着いて開発できる環境がそろいました。

これまで、Winows Mobile の開発をされてきた方だけでなく、iPhone や Android 用のアプリケーション開発をされてきた人も、ぜひ試していただきたいです。