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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

2年連続 転出超過

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めんそ~れ!

本日の沖縄タイムスにタイトルの「2年連続 転出超過」という記事が載っていました。

沖縄県の「推計人口」は07年で137万3754人と対前年比5617人と増加しています。

増加は、2000年の約1万人をピークに減少する傾向にあるようですが、自然増は2007年は7385人と3年連続で伸びています。

たしかに、沖縄は街角で見かける子供の数は本当に多いんですよね。

ところが、社会増加数はマイナス1768人となっています。

これは、転出する人と転入する人の差し引きになるのですが、転出する人が多くなっているということです。

移動先で最も多いのが、先日書いた「派遣労働」で「出稼ぎ」先となっている愛知県で、3035人が移動しているようです。

愛知県は「トヨタ」の好業績に支えられて、非常に自動車産業での求人が多いようです。

トヨタも業績目標を下げたので、転出者が戻ってくることも考えられ、失業率がさらに高くなるのではないかと、新聞にも書かれています。

一方、団塊世代の移住希望先のトップだった沖縄ですが、ピークを過ぎたようで転入者が少なくなってきているようです。

ここ数年は移住目的の物件購入者が多くて、リゾートマンションの建設ラッシュでした。

恩納村で大々的に宣伝されており、私も見学に行った「フチャクリゾート」も開発会社の(株)ゼファーが民事再生手続きを申請したために、販売が中断、工事も一時中断しているようです。同僚からは、「あのときに買わなくてよかったですね。」いわれています。

沖縄に限らないとは思いますが、沖縄の状況を見ていると行政が、かなりブームなどに左右されていることが多いように感じます。

ブームに乗り遅れると非難されるので、大変と思いますが、沖縄のよさを活かせることを考える必要があると思います。

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