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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

マイクロソフトでのブラウザの性能向上のためのテスト

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PC MagazineのWeb記事として、マイクロソフトのWebブラウザの性能向上のためのテスト環境の取材記事が掲載されています。(「Microsoft Details Its Browser Performance Testing」)

Windows 8のブラウザで閲覧を速くするための環境で、140台の計算機から構成され、模擬的なインターネット、サーバ、クライアントから構成されているそうです。ネットワーク環境として様々な帯域、遅延、DNS、プロキシの有無をはじめとして、サーバやクライアントにも様々なものが用意されており、性能評価のために再現性があり信頼できるメトリクスを収集しているそうです。

収集メトリクスは、ページが表示されるまでの時間、ページをネットワークから取得するまでの時間、CPU占有率をはじめとして850種類以上あるそうです。1日200回のテストを実施し、480GBのデータを収集しているそうです。記事には具体的に性能向上に結びついたメトリクスや性能向上の方法は掲載されていませんが、テスト環境の写真がおよそ10枚掲載されており、その様子を見ることができます。

Windows 8のブラウザがこれまでのブラウザよりも大幅に性能向上していたら、このテスト環境での分析が役立っている可能性が高く、網羅的で現実に即したテストと細かいデータ収集が性能向上に役立つことを示唆する結果となるかもしれません。

森崎

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