お印=ブランド?
皇室系の話題はAlternativeBlogでは何故かタブーの感がありますが、ちょっと気になったので書きます。
新宮さまのお名前が「悠仁親王」、お印は「高野槇(コウヤマキ)」になった、との発表がありました。
ところで、「お印」という言葉、私は浅学にして知りませんでした。ちなみに、これは「おいん」と読むのではなく、「おしるし」と読むそうです。
で、調べてみました。
「お印」とは、皇族の方々が自分の名前の代わりに身の回りのものにつける印章だそうです。植物が多いとか。
ちなみに、現在の皇族の方々のお印は、次の通りになっています。
天皇陛下:榮(えい)
皇后陛下:白樺(しらかば)
皇太子殿下:梓(あずさ)
皇太子妃殿下(雅子様):ハマナス
皇太子同妃両殿下お子様(愛子様):ゴヨウツツジ
秋篠宮文仁親王殿下:栂(つが)
秋篠宮仁親王妃紀子殿下(紀子様):檜扇菖蒲(ひおうぎあやめ)
秋篠宮文仁親王殿下お子様(眞子様):木香茨(もっこうばら)
秋篠宮文仁親王殿下お子様(佳子様):ゆうな
清子内親王殿下(清子様):未草(ひつじぐさ)
(ご結婚により皇族の身分を離れられました)
例えば、清子様が結婚された際、結婚式の引き出物のお菓子入れには、黒田家の家紋と清子様の未草のお印が付いていたそうです。素敵ですね。
ちなみに、陛下の場合は、植物ではなく「榮」という文字がお印になっています。
ところで、このお印、恐らく皇室の方々の将来を花や文字に託されて命名されるのではないかと想像しているのですが、そもそも「お印を付けること」とはどのような意味があるのでしょうね?
私が「お印」が気になった理由は、マーケティング的に考えるとブランド・アイデンティティに近いように思ったためですが、このように言い切ってしまうのはちょっと短絡的のような気もしています。そもそも国民の多くが知っている訳ではないですし....。
ということで、当初の疑問点は、結局よく分かりませんでした。
もしお詳しい方がおられましたら、お教え下さい。