キーボード入力におけるモードについて(続き)
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前前回のエントリーで書き忘れたことがありましたので、ややチラシの裏ですが。
Windowsで、Altキーを単独で押すとカーソルがメニュー・バーに移動して、メニュー選択モードになりますよね。これって、おそらくWin 3.1やOS/2 PMの時からあった挙動だと思いますが、前から気持ち悪いと思っていました。本来、モディファイアー(他のキーと同時に押すことで機能を提供する)のキーが単独で使われてるのがちょっといやですし、モードを最小化したいGUIにおいてメニュー選択モード的な概念が入っているのもいやです。今、Macが手元にないので確認できないですが、Macはこの挙動はないですよね?
たぶん、ポインティング・デバイスがない環境でもメニューを使えるようにという発想があって、他に適当なキーがないのでAltキーをモード切替キーに流用したということなんでしょうか?そんなしょっちゅうではないですが、「かな」キーを押すときにAltキーに触れてしまって、メニュー選択モードになってしまうことがあります。気がつかないで入力をしていると、編集中のメールを送信してしまったりということがあったりします(最近のメールソフトはキーバインディングを工夫して、こういう事故が起きにくいようになっているようですが)。
このAltキーの挙動はWindows全体でグローバルに決まっているようで、アプリケーション・レベルではどうしようもない(少なくともOfficeアプリケーションからはカスタマイズできない)みたいですね。まあ、Win 3.1時代からあるものに今更ケチを付けてもしょうがないですが、思いついたので書いてみました。
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