オルタナティブ・ブログ > 栗原潔のテクノロジー時評Ver2 >

知財、ユビキタス、企業コンピューティング関連ニュースに言いたい放題

PMが報われる世の中になってほしい

»

別媒体の記事で申し訳ないですが、ITProサイトの「『プロマネ残酷物語』を終わらせるために」には「やっぱりなー」と思ってしまいました。読者アンケートの結果で「将来的にPM(プロジェクト・マネージャ)を志望するのは10人に1人」、「業務に見合った報酬を受けていると感じるPMは7%」ということです。

確かに正直言ってPMは仕事が厳しい割りに、見返りが少ない損な役回りの職種の代表と言えるでしょう。大規模プロジェクトのPMといえば、技術力や経験だけではなく、交渉力や政治力などの人間力、さらには胆力が求められる厳しい仕事であって、ストレスで入院してしまう人もいるくらいで、その割りに待遇的に恵まれているかというとそうでもないというのが実状でしょう。ITPro読者コメントにある「どんなに難しいプロジェクトでも,『成功して当たり前』とみなされる。失敗したら,すぐにマイナス評価が下される。」というのがこの状況を如実に表していると思います。

そこで思い出したのが自分が大昔(3年前)に書いたコラム(「プロジェクトマネージャに求められる軍医のスキル」)(個人的には結構気に入っているテキストです)。この記事の末尾で「最近,一部のベンダーにおいて,プロジェクトマネジメントのプロフェッショナルを役員並の待遇に引き上げるという人事政策が見られる。」と書きました(当時の新聞に載ったNECの記事のことを言ってます)が、現在はどんな状況になっているのかを是非知りたいところです。

Comment(2)

コメント

livinginabox

人材の流動性というのは、どうなんでしょうね。
このご時世ですから、優秀なプロマネが、厚遇してくれる会社(あるなら^_^;)に転職してしまうケースも少なくない気がします。

山根 健

> PMが報われる世の中になってほしい
私もそう思います。
私は派遣で働いているのですが、その派遣先の状況はまさに「PM哀史」
といった感じで、毎年多くの新人を採るのですがPMになる手前でみんな
やめていってしまい、PMを担う人が慢性的に不足している状況です。
かといって上の人たちは過去の体育会系の精神論のノリから抜け出せな
いようで、何の対策も出てきません。
経営者にはこの現状が最終的には自分の首を絞める結果になることを
認識してもらいたいと思います。

コメントを投稿する