プログラミングの取引？

今日は朝からひたすらプログラミングです。製品の機能追加、こんな仕組みは作れないかというご相談、受託開発と、チーム内でそれぞれメンバーが何とかしないとならないプログラミングがたくさんある状態だったのですが、こんな時はメンバー間の取引が始まります。

私が回線遅延シミュレータEthdelayの要望対応のついでにこういうこともやりたい、と思ってユーザインターフェース部分を担当してくれているメンバーに依頼すると、彼の方からは、
「やる代わりに、ついでにこういうシミュレータを作って欲しいのですが。」
と。まあ、何とかなるかな、と引き受け、それぞれ作業してできたところから確認をはじめます。

すると、「いい感じなんだけど、ついでにここはこうしたいなぁ。」という部分が出てきて、それを頼むと、
「そのかわり、提案用プロトタイプに、小俣さんが昔作ったプログラムを使いたいので、こう変更して。」
と、またまた取引が始まります。まあ、私からの追加の依頼も面倒そうなので、やってあげよう、と引き受けます。

ところが、私が依頼した方が仕様をいろいろ検討した結果、結構シンプルに作れるようになってしまい、
「うーん、取引のバランスが崩れたなぁ・・・」
と私が愚痴を言う状態になってしまいました。

という感じで、信頼できる仲間たちと開発の仕事を進めるのはなかなか駆け引きも楽しめて、良いものです。

ところで、昨日、Ethdelayのお問い合わせからの成約率は100%と書きましたが、無事に今回もご発注いただき、今日だけで2社様にEthdelayの出荷です。もちろん要望いただいた機能を実装した最新ファームでの出荷です。お客さんからも、「まさか１日でできるとは思いませんでした。」とご評価（？）いただきました。

ばたばた忙しい一週間でしたが、かなりいろいろな面で仕事は進みました！