15回目の結婚記念日

今日は15回目の結婚記念日ということで、外出ついでに妻へのプレゼントを買いました。結婚したのは27才で、いつの間にか15年も経ったというのはあらためてびっくりするのですが、子供たちの成長を見ると確かにもうすぐ身長も抜かされそうな状態ですから、それだけの年月が経ったのでしょう。

結婚した頃は会社で事業部を立ち上げた直後で、半期でマイナス4000万円とかいうひどい成績のため、毎週責任者会議で当時の社長と言い合いになっていた頃です。当然お金もなく、腹筋をするとアパート全体が揺れるようなボロボロのアパートで暮らしてました。婚約指輪も会社の持ち株を買い戻してもらったお金で買いました。車も親から中古で譲ってもらった車をようやく手に入れ、それでも時間は今に比べると余裕があったので、旅行やスキーなどを楽しんでいました。不思議なことにそんな状態でも悲壮感は無く、むしろ、根拠もないのですが「今に見ていろ」という気持ちだけはあったという感じです。

その後、お金もないのにマンションを買い、一人目の子供が誕生した頃からようやく事業も軌道に乗り始め、二人目の子供が生まれた頃から執筆をはじめ、今に至るまでまずまず事業も成功してきたのですが、今度は仕事や子育てで時間に余裕が無くなり、15年前の方が好きなことをしていたなぁ、と感じています。もちろん今でも「今に見ていろ」という気持ちは持ち続けていますが、社会の厳しさも昔に比べて知ってしまっているので、精神的には余裕がないかもしれません。

いずれにしても、15年もわがままな私に付き合ってくれた妻にほんのわずかでも感謝の気持ちを伝えなければなりませんね。次の15年もさらに楽しく刺激的な15年になりますように！