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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

辞めた人材の再雇用はありか?2

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彼が私の会社にいたのは半年程度で、また半年もしないうちに連絡があるということは、半年で新しい会社を辞めたことになります。

ということは、短期間で転職を繰り返す「現職癖」がついていることになります。

辞めたことを後悔して、「次は頑張りますんで!」とは言っていますが、口では何とでも言えますし、間違っても「適当な仕事をしますんで!」とは言いません。

「前の会社は気に入らないから辞めました。それで、今のところ一番いい会社がここなので、また雇ってもらおうと考えているんですよ~。でも、いい会社があればそっちに行きますけどね!」

こんな感じに聞こえます。(笑)

会社を辞める時は、相当な覚悟を持って辞めるはずです。

それなのに、半年もしないうちに「また雇ってください」と言ってくるのは、軽く考えていることになります。

腰掛けのように思ってもらっては困ります。

また来てもらいたいという気持ちはありましたが、冷静に考えると「辞めた人材を再雇用するのはダメ」と判断しました。

すぐに断ろうと思いましたが、短期間で戦力になる人材でもありましたので、最終的には「時期が来るまで、しばらく待て」と伝えました。

本気でやり直したいと思うのであれば、その時期まで待つのは当然です。

その時期が半年後であっても、その間は短期の仕事をするなりして待つはずです。

待てないのであれば、自己都合を言っているだけになります。

その結果は、残念ながら予想通りでした。

「いつ頃ですか?」、「まだですか?」という連絡が何度かあったのですが、しばらくして連絡がなくなりました。

甘い考えで「あそこだったら、また雇ってもらえるだろう?」と思っていたということです。

一度ケツを割った人間は、二度も三度もケツを割るということです。(笑)

要するに、「一度あることは二度ある、二度あることは三度ある」ということですね。

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