ガス配管工事代金の実態
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プロパンガスの配送は、「プロパンガス充填所」でガスボンベの積み卸しをします。
プロパンガスを販売しているすべての会社が充填所を持っているわけではありませんので、充填所には様々な販売店のガスボンベが置いてあることがあります。
電気、水道、電話、都市ガスなどとは違って、お客さん側が自由に販売店を選ぶことができますし、ガス代も契約によってバラバラです。
そんな状態で販売店間の自由競争になっていたため、同じ狭い地域でも、いろんな販売店のプロパンガス配送トラックが走っています。
宅配便のトラックがそうですし、それが普通かも知れませんが、他の水道光熱業者と比べて非常に非効率的でした。
当然ながら、販売店間の競争もあります。
一度契約すると、引っ越しするまでずっと使い続けてくれますし、ガス代を値切られることもありません。
引っ越ししてきた人も、そのガス会社と契約することになりますので、その家に誰かが住んでいる限りは、その販売店のガスを使い続けてくれるのです。
よって、1件契約が取れるかどうかは、販売店にとってかなり重要なのです。
そこで、ハウスメーカーや工務店と提携して、ガス工事を無料にする代わりに、その販売店と契約するようになっていました。
A工務店とZガス店が提携していると、A工務店で家を建てたお客さんは、Zガス店と契約するということです。
Zガス店は自動的にお客さんを送ってもらえる代わりに、その家のガス工事は、材料代も含めてすべて無料で行っていたのです。
その後、何年、何十年とガスを使い続けてくれるわけですから、工事を無料でやっても安いものです。
どこの販売店もそうしていたため、新築のガス配管工事は無料ということです。
私はすでに家を建てていたため、その事実を知って自分の家の契約書を見直しました。
すると、「ガス配管工事代金」として、十数万円となっていたのです。
ガス工事は販売店に無料でさせておいて、堂々と十数万円を請求していたのです。
すぐにそのハウスメーカーの担当者に言うと、あっさり認めて謝ってきました。
そして、全額返金するように言うと、すぐに返金してくれました。
別に私は何も言っていませんが、「事を大きくしないでほしい・・・」という気持ちが伝わってきました。(笑)
ちなみに、地元の工務店とかではなく、全国的に有名なハウスメーカーです。
一流のハウスメーカーなのに、誰も知らないのをいいことに、うまく利益を得ていたわけです。
その後、地元の工務店で家を建てた知人に聞いてみると、同じようにガス工事代金として計上されていたということでした。
どうやら、業界としては、これがまかり通っているようです。
それらしい架空の項目を作って費用を計上すれば、お客さんはそれが普通と思ってしまいます。
たとえば、「ガス工事実施調査費」として数万円計上されていて、「これはガス工事をするために必要な調査です」と言われれば、そんなもんだと思ってしまいます。
でも、それでは突っ込まれた時に答えられませんので、ガス配管工事代金は格好の項目になります。
言うまでもありませんが、こんなやり方で利益を得るのは良くありません。
不当な利益を得ると、その何倍ものしっぺ返しがあるものです。
プロパンガスを販売しているすべての会社が充填所を持っているわけではありませんので、充填所には様々な販売店のガスボンベが置いてあることがあります。
電気、水道、電話、都市ガスなどとは違って、お客さん側が自由に販売店を選ぶことができますし、ガス代も契約によってバラバラです。
そんな状態で販売店間の自由競争になっていたため、同じ狭い地域でも、いろんな販売店のプロパンガス配送トラックが走っています。
宅配便のトラックがそうですし、それが普通かも知れませんが、他の水道光熱業者と比べて非常に非効率的でした。
当然ながら、販売店間の競争もあります。
一度契約すると、引っ越しするまでずっと使い続けてくれますし、ガス代を値切られることもありません。
引っ越ししてきた人も、そのガス会社と契約することになりますので、その家に誰かが住んでいる限りは、その販売店のガスを使い続けてくれるのです。
よって、1件契約が取れるかどうかは、販売店にとってかなり重要なのです。
そこで、ハウスメーカーや工務店と提携して、ガス工事を無料にする代わりに、その販売店と契約するようになっていました。
A工務店とZガス店が提携していると、A工務店で家を建てたお客さんは、Zガス店と契約するということです。
Zガス店は自動的にお客さんを送ってもらえる代わりに、その家のガス工事は、材料代も含めてすべて無料で行っていたのです。
その後、何年、何十年とガスを使い続けてくれるわけですから、工事を無料でやっても安いものです。
どこの販売店もそうしていたため、新築のガス配管工事は無料ということです。
私はすでに家を建てていたため、その事実を知って自分の家の契約書を見直しました。
すると、「ガス配管工事代金」として、十数万円となっていたのです。
ガス工事は販売店に無料でさせておいて、堂々と十数万円を請求していたのです。
すぐにそのハウスメーカーの担当者に言うと、あっさり認めて謝ってきました。
そして、全額返金するように言うと、すぐに返金してくれました。
別に私は何も言っていませんが、「事を大きくしないでほしい・・・」という気持ちが伝わってきました。(笑)
ちなみに、地元の工務店とかではなく、全国的に有名なハウスメーカーです。
一流のハウスメーカーなのに、誰も知らないのをいいことに、うまく利益を得ていたわけです。
その後、地元の工務店で家を建てた知人に聞いてみると、同じようにガス工事代金として計上されていたということでした。
どうやら、業界としては、これがまかり通っているようです。
それらしい架空の項目を作って費用を計上すれば、お客さんはそれが普通と思ってしまいます。
たとえば、「ガス工事実施調査費」として数万円計上されていて、「これはガス工事をするために必要な調査です」と言われれば、そんなもんだと思ってしまいます。
でも、それでは突っ込まれた時に答えられませんので、ガス配管工事代金は格好の項目になります。
言うまでもありませんが、こんなやり方で利益を得るのは良くありません。
不当な利益を得ると、その何倍ものしっぺ返しがあるものです。
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