思った通りの生き方

　人は意識した通りに現実を変えることが出来ます。逆に言えば、思った通りの現実がやってくるものです。多くの経営者とお話していると、そうした原理・原則がよく分かります。目標を達成できる人は、それを強く意識している人です。そしてその目標を確実に実現できると確信しています。だから意識が成功に向かい、タイミング良く出会いがあったり、必要な情報が必要な時に発見できたりします。

　ところが、業績が伸び悩み、目標が未達続きの経営者の場合、同じように目標は持っているのですが、それを実現するという確信を持っていません。逆にいつも出来るかどうか不安視していたり、目標そのものを忘れてしまったりと、執着心がありません。人は思った通りにしか生きられません。だからこそ、常にプラスに想いを発する必要があるのです。マイナスに流れてしまうのは、その人がマイナスの面を常に意識しているからなのです。

　私のご支援先で、何故か業績が良く、常にプラス発想ができる経営者がいらっしゃいました。その人は過去のあるきっかけから、良い会社を作ると決めていたそうです。その事実は私との会話をするまで忘れていましたが、どんな時にも良い会社を作ると社員にも社外の方にも伝え続けていたそうです。この社長が何故業績が良く、思い通りの生き方が出来ているのかは、結果的に思いを持ち続けていたからに他なりません。

あなたはいつも目標に対して確信を持っていますか？常にプラス発想で、マイナスな出来事が起きたとしても、良いイメージを忘れずに信じ続けていますか？人は思った通りの生き方しかできません。それを常に意識し続けることが大切です。

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