簡単な言葉で語ることの意味・・・

シンプルな思いは伝わります。
私が最近出席したセミナーにて、実感した思いです。

多くのセミナーが経営ノウハウとかテクニック論に走り勝ちですが、このセミナーは主催者の【日本を元気にしたい！】という思いから始まっています。２５０名の参加者が集まり、そこで語られる内容は、【夢】や【幸せ】といったシンプルな思いの集積です。

このセミナーに出席して、私が再び感じた事は、やはり経営には原理・原則があるということです。そして、経営とは結果的に人の集合体。つまり多くの人の心をどう動かすのかという事が究極なんだと感じました。その為には、難しい言葉や格好良い姿を見せるのではなく、簡単な言葉で伝えた方が遥かに伝わるんだなと実感しました。

私はたまに経営者の為に経営理念の作成をサポートすることがあります。
多くの経営者は経営理念と言うと、【高い技術力を有し、高い理想を掲げて、顧客の満足に寄与し・・・】というような普段絶対に使わないだろうという言葉で思いを綴られます。

これは基本的に間違いです。経営理念とは社員の心に常にあり、迷ったときに道しるべになるべきものです。船井総研には船井流ベーシックがあります。これは非常にシンプルな言葉で語られています。簡単な言葉で深い思いを伝える。言葉には伝えての魂が乗ります。心を動かすのは、難しい言葉ではなく、簡単な言葉だと実感しました。

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