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今週末はF1。「鈴鹿なう」が羨ましいのでマクラーレンのカッコイイ事例動画をご紹介

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Twitterで「鈴鹿なう」とかいう報告を見る度に仕事への集中力が劇的に低下する今日。
悔しいのでマクラーレンチームにおけるSQL Server 2008の活用事例を紹介したい。
よくあるデータベース製品の活用事例ビデオなのだが、さすがにカッコよくできている。

(動画の詳細はマイクロソフトUKの事例ページを参照)

F1というとエンジンや空力などメカや制御系に興味が行きがちだが、多くのセンサーを積んだ
走行中のマシンから得られた情報を分析する技術も非常に需要である。

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SQL Server2008では、RDBMSとしての標準的な機能の充実はもとより、BIやレポーティングが
大幅に強化されており、それらの新機能をうまく活用してくれている非常によい事例である。
また、動画の中で Visual Studio 2008 Team System を用いた開発環境や Silverlight による
グラフィカルなインタフェースについても言及してくれている。

BIやレポーティングについてはSQL Azureでも将来機能として追加される予定になっている。
この事例、タダ単に素材がカッコイイというだけでなく、センサーで収集した大量のデータを
分析するというシナリオがまたCoolである。うちはF1マシンなんてつくってない、という方も
例えば医療機器だったり、自動販売機だったり、エレベーターだったり、世の中にはセンサーを
搭載している多くのデバイスがすでに存在しており、これらをネットワークにつないで自動的に
データを収集し、あわよくばリモートで制御するということでは、何らか参考になるだろう。
データの蓄積先が可用性、拡張性が高く、自動管理のクラウド環境だったりすると最高だ。

マクラーレンのSQL Server活用事例の詳細は、こちらの資料にも日本語の解説があるので
参考にしていただきたい。

SQL Serverといえば、先日このブログでもOracleの都市伝説シリーズの件を書かせていただいたが、
どうも弊社に黙ってられない人間がいるようなので、こちらの動画も紹介しておきたい。
SQL Serverチームのプロダクトマネージャーである。

今期はコンストラクターズポイントでブラウンGPやレッドブルに水をあけられてしまっているが、
鈴鹿ではマクラーレンにもデータ分析力を活用してがんばってもらいたい。

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