海外旅行・出張危険回避講座 (一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ) その13 もう一つのハイリスクエリア ホテルに到着時の危険
海外旅行・出張危険回避講座
(一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ) その13 もう一つのハイリスクエリア ホテルに到着時の危険
(米国のジョージア大学へ創造性テストTTCTのスコアラーの認定を取るためのセミナーを受けるために、掲載に間が空いてしまった。お許しください。無事に合格して帰国しました)
ホテルには、一見して「危ないホテル」と「危ないか、危なくないか分からないホテル」しかない。絶対に安全なホテルはない。限られた人しか内部に入れないとか、フロアごとに廊下は監視カメラがあるのは、より安全だが、完全に安全とは言えない。だから、ホテルはハイリスクなのだ。
タクシーでホテルに無事に到着した。
荷物は、ホテルの玄関に降ろされて、ポーターが助けにくる。
ポーターが荷物を、ホテルの玄関の前(外)のポーターのデスクの横に一端預かることもある。私は自分の荷物が、ホテルの中に入れられなければ、どんな高級なホテルであれ、預かりキップを渡されても、ホテルに入らないことにしている。
「どうぞ、中にお入りください」とポーターが言っても、
「荷物を自分で運びますが」と主張すれば、ポーターは運び込んでくれる。
小さなホテルなら、当然だが、自分で運び込むことになる。
荷物が複数あれば、ホテルの中にある、荷物運搬ボックスキャリーを持ってきて、自分で載せてホテルに運び込む。置き忘れのないように、この時点で荷物の数を数えることだ。
荷物から絶対に目を放してはいけない。繰り返すがホテルは空港に次いでハイリスクの場所であり、初めて宿泊するホテルのロビーはもっとも危ない場所だ。
荷物の安全を確保して、チェックインに取りかかるが、空港のマネーチェンジャーと同じで、列に並んでいる時の手荷物は、自分の足の前に置くこと。横に置いてはいけない。置き引き犯が後ろから並ぶふりをして、下のカバンを持ち逃げする可能性がある。
カウンターで、財布、パスポートを入れるポシェット、カメラのケースなどは、両手の間に置くこと。アタッシュケースなどは、足の間に置くこと。
財布をカウンターの上の右側横とか左側に置いてチェックインをすると、急にホテルの係員に話しかけたりして、カウンターの財布をかっぱらう「カウンターへの話しかけカッパライ」にやられたり、一人が右側から質問し注意をひきつけて、左側の財布をかっぱらう手口もある。
ホテルに到着したのが早すぎて、1時間ほど部屋が準備できるまで待つことになり、ホテルのロビーで座っていると、時差などで眠くなるものだ。ホテルのソファーの横に手荷物やハンドバッグを置いて、うとうとすると、数十秒にして、手荷物やハンドバッグを盗られてしまうことになる。バンコクの市中のホテルでは、この種の犯行が頻発している。いねむるとしても、カバンのショルダーに、手や足を通しておくとか、紐を通して手で持っていたり、足を置いていねむることだが、ホテルのロビーではいねむらないことだ。
大きなホテルだから安全というのは間違い。日本人は大きなホテルに入ったら、ロビーでも安心しきってしまうようだ。誰でもl入れるにぎわった大きなホテルは、一番危ない。
部屋への自分の荷物は、私は自分で運ぶことにしている。チップを支払う煩わしさもないし、一番安全確実だ。部屋に入ってもすぐに行動が取れる。
ポイント
(1)ホテルのロビーでは、絶対に安心してはならない。もちろんホテルも防犯カメラなどで防ごうとしているが、圧倒的に犯罪者が多い。
(2)私はホテルのロビーは、外にいるのと同じだと考えている。誰でも入れる。
(3)ホテルのロビーのソファーでいねむれば、横に置いてあるバッグを狙われることになる。
アイデアマラソン一口メモ
アイデアマラソンが徐々に普及してきているが、関西神戸の近くの夙川にある大手前大学では、2010年から、全学生にアイデアマラソンの実行を正式に推奨してきた。「全学アイデアマラソン運動」である。すでにアイデアマラソンを実行してきた学生たちの中で、アイデアマラソンの大きな成果が発表されてきている。
今年も、4月に全入学生にノートの大切さとアイデアマラソンについて、講義し、演習を行う予定である。大学が、全新入生に、「大手前大学アイデアノート」を配布することになっている。
最新刊のアイデアマラソンの本