オルタナティブ・ブログ > 読むBizワクチン ~一読すれば身に付く体験、防げる危険~ >

商社マンの営業として33年間(うち海外生活21年間)、国内外で様々な体験をした。更に、アイデアマラソンのノートには、思いつきを書き続けて27年間、読者の参考になるエピソードや体験がたくさんある。今まで3年半、ITmediaのビジネスコラム「樋口健夫の笑うアイデア動かす発想」で毎週コラムを書き続けてきたが、私の体験や発想をさらに広く提供することが読者の参考になるはずと思い、ブログを開設することにした。一読されれば「読むワクチン」として、効果があるだろう。

機内で感動

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飛行機搭乗珍体験集
機内で感動 

(1)     大きな春を見つけたこと
 日本からヨーロッパへ向か途中で、アラスカかカナダのどこか沖合、一面の氷海の中の亀裂を一隻の船が進んでいた。素晴らしい天気。機内から見た時、「ああ春がここまで来ている」と感動した。

(2)     神秘的なまでに荘厳
①シベリアのツンドラを機内から見て、その広大さと、人を寄せ付けない荘厳さにただ言葉もなかった。
②アラスカの上空で、オーロラを見ることができた
③ナイジェリア南部の視界一面の緑の絨毯ジャングル
④ナイジェリア北部のサハラ砂漠の広大さ
⑤タイ・バンコクからネパール・カトマンドゥまでの便で、タイを越えてビルマの海岸のデルタ地帯の自然の造形の美しさ。

(3)     飛行機の右側窓に座るか、左か

①    タイ・バンコクからネパールカトマンドゥまでの便
絶対に右側窓の席。カトマンドゥ到着前半時間は、ヒマラヤ連峰が見える。エベレストも見えることがある。(ただし、雨季の最盛期は不可)
この便に乗る時は、いつも双眼鏡を手荷物に入れていた。

②     ネパール国内では、カトマンドゥからビラトナガールなどへ東への国内航空は、座席は左側。ヒマラヤ連峰が連続パノラマ展開。
逆に、カトマンドゥから西のポカラなどへの便は、右側窓、同じ理由。必ずチェックインの時に、頼むこと。自由席のこともあり、その場合はさっさと飛行機に乗り込む。翼の横は見えないこともあり、後ろの座席が良い。いつもネパール国内の飛行機便では、左右座席で値段を変えてはどうかと思っていた。
  
(4)     涙が出るほど美しかった
久しぶりに日本に帰国する途中で、全くの晴天で、鹿児島県の薩摩半島、大隅半島を眼下に一望できて、日本地図のかたちそのもの。その中に桜島がくっきりと見え、一条の噴火の煙がたなびいているのを見た。あまりの美しさに、茫然として、窓ガラスに鼻の紋様を付けていた。富士山の上空からの美しさも素晴らしいが、桜島のすごいこと。美しい日本に涙が出た。いいなあ、日本大好き!
 私はその後、桜島を見に、自分の軽量自転車をかついで九州までフェリーででかけて、桜島を一周して走った。感激を再現できた。

提言 飛行機の窓は小さすぎる。飛行前に窓ガラスをみて、窓ガラスの外側が汚れている飛行機は、一般的に整備状態が良くないと私は思っている。最近では全日空などが、機外のビデオを見せてくれる。夜間飛行で満天の星が見られる天体望遠鏡があれば、素晴らしいが...。

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