セキュリティとSEOが強化されるCMS
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世界で使われているオープンソースCMS Joomla(ジュームラ)は、4月下旬に最新バージョン3.3がリリースされる。
Joomla 3バージョンは、表サイトも管理サイトもレスポンシブデザインになっている。Bootstrapを採用しているからだ。スマートフォンやタブレットでシステム操作やページ作成が特別なアプリを導入しなくてもできる。
スマートフォン、タブレット、PCに自動的に画面サイズを最適化させたい会社ホームページを求めるならばJoomla 3でサイト構築をすると便利である。
■Joomla 3のセキュリティ
Joomla 3.3に導入されるセキュリティ機能は、(1)BCrypt、(2)2段階認証、そして、(3)パスワード再設定の義務化の3つである。
通常のCMSは、IDとPasswordで管理画面にログインが出来るようになっている。このログイン機構は、IDとPasswordのハッキング攻撃に弱い。そのため、Joomla 3では、標準でGoogle2段階認証機能を導入している。使う、使わないはユーザーの判断に任せられている。
■Joomla 3 SEOの強化
Joomla 3.3からMicroData機能が導入される。MicroDataは、ページのテキストデータだけでなくそれにまつわる意味も検索エンジンに提供するセマンティクスである。その結果、サイトの内容を検索エンジンに提供しやすくする。
結果として、
検索でヒットされる時、より絞りこまれたニーズに近い内容のページとして検索結果に表示されることになる。
まだ、Joomla 3.3がリリースされていないので実際にどのような変化がJoomla 3.3サイトの検索結果に起こるかは分からない。
乞うご期待ということである。
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