会社でイノシシと出会ってしまったら
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イノシシが出る会社は珍しくも無いかも知れませんが、ソフトウェア企業に絞れば、まあ珍しい方でしょう。うちの会社はそのひとつで、イノシシだけでなく様々な野生生物との出会いを楽しむ事ができます。
マイギの本社は京都府北部の舞鶴市にあります。福井県との県境で、京都市内に行くよりは福井県に行くほうがはるかに近い港町です。こうやってちゃんと地図で見ると京都からはかなり離れてますね。京都～神戸間くらいありそうです。
大阪営業所が無かった頃は大阪に行ったり東京に行ったりと大変でしたが、夏のさかりなどはデスクの上をトンボが飛んだりして楽しい職場でした。
下の写真は会社の前の道です。田んぼが爽快に広がっています。もう少し晴れた日に撮りたかったのですが、今は大阪勤務なので妥協して曇の写真。舞鶴勤務だった頃は良く晴れて仕事の少ない午後には休みをもらい、海に行ったりしていました。舞鶴北部にある三浜海岸なんかは広いビーチはないけれど、遠くまで見える透明度の高い水と色とりどりの海藻の中にたくさんの生き物がいて、教えたくない程の美しさです。素潜りで海を楽しむ人には絶好の場所だと思います。ただし海の家とかは全然充実していないので、必要なものは自分で準備しなければいけません。
去年は山に食べ物が少なかったせいか、至る所で熊やイノシシが出ましたが、うちの会社も例外ではなく、裏庭にある山の斜面に自生している、おいしい葛の根っこを堀りになんどもイノシシが出没しました。駐車場に車を停めると、ちょっと先に巨大なイノシシのお尻が揺れているという、ちょっと危険なシチュエーションです。
かなり真剣に根を掘っているらしく斜面には大穴があき、埋め直すのも一苦労。対策のため斜面には鉄線が張られました。
舞鶴の開発リーダーはコーディング中に足をムカデに噛まれた事があります。あと梅雨時になると駐車場にものすごくたくさんのモリアオガエルが出ることがあります。自然の多い土地ならではのイベントが四季折々発生して、油断ができません。
ちなみに、イノシシに出会ってしまった場合はとにかく無視して、さりげなくお互いの距離を離していくようにすると良いそうです。自然に関する豆知識を仕入れておくことも、田舎で働くビジネスマンのたしなみ。ソフトウェアベンダーにも、いろいろな職場環境があるという事なのです。