クラウドコンピューティングの話をしてきました

先日、ある機会でクラウドの話をしてきました。おおよそ企業の６０名～７０名の方に対してです。

既にこの時期は多くの方々がクラウドに関して何らかの勉強をされてきていますので、できるだけ新しいテーマを取り入れて話をするようにしました。

まず、最初にクラウドコンピューティング全体を俯瞰する説明をし、技術の視点よりも企業のビジネスの視点でお話をさせていただきました。また、日本のＩＴ企業のクラウド戦略やビジネス展開を比較表を交えながらお話をさせていただきました。

昨年は、外資系ＩＴ企業が積極的な展開をしていたのですが、今年になってから日本の大手ＩＴ企業も戦略を明確にしてきていますので、整理してみるとおもしろいでしょう。

また、「霞が関クラウド」をはじめとした日本政府のクラウドコンピューティングの取り組みや、国内のグリーンデータセンターの動きについてもご説明させていただきました。

最後に少しこれまで書いてきたクラウド関連のブログを紹介させていただきました。既にクラウド関連で１２０以上も書いており、タイトルを見るだけで多岐にわたっています。

今回、クラウドに関して二人でお話をさせていただき、私は５０分程度お話をさせていただきました。最後の１５分程度は、多くの方からクラウドの今後やＩＴ業界に与える影響等について質問をいただきました。

これまで初心者の方々に対してや経営者や管理者向けなど、様々な立場の人に対してクラウドのお話をさせていただきましたが、置かれている立場によって、様々な考え方があるということを改めて感じることができました。クラウドはなかなか奥が深いと思いますので、様々な角度からこれからも掘り下げていきたいと思っています。