「ありがとう」というビジネスの本質

先日、ある会合があり、OKWave（オウケイウェイヴ）のオフィスにお邪魔させていただきました。OKWaveとはご存知の方も多いかと思いますが、110万人が参加する日本初、最大級のQ&Aサイトです。

打ち合わせをした会議室の名前は、「ありがとう」。その他、「Thank You」や「シェーシェー」等各国の「ありがとう」を表現した会議室があるとのことです。

オフィスの入り口には、「ありがとう」のメモがボードに張られています。お客様と社員の間の「ありがとう」や社員同士の「ありがとう」などささいなことでも感謝の気持ちのコメントが書かれています。

そして、多くの「HDI認定 FAQ SPECIALIST」の証明書が飾られていました。特に営業担当の人が取得されているようです。

最後に、会議室を出るとき、お茶を出された社員の方がお茶を片付ける際に、「ありがとうございます」という言葉をかけてくれました。社員の中に常に「ありがとう」という言葉を自然と口から出す基本動作と企業文化があるということに感心させられました。

Q&AサイトOKWaveは、多くの方の悩みに多くの人が答えてくれるサイト。みんなのありがとうが既に350万件を超えています。やはり参加するユーザに感謝の気持ち、そして無償でも自分の知を与える気持ち、お互いが「ありがとう」という言葉でつながっているコミュニティサイト。それがビジネスとして成り立っていること。

「ありがとう」という中に人間の本質、そしてビジネスの本質があるということを改めて感じさせられた日でした。