詳しいことは私の名前を検索してください

先週の土曜日、大学のサークルのＯＢ・ＯＧ会に参加してきました。大学を卒業して10年以上経ちますが、結婚式で１回欠席したのを除き、毎年出席しています。ＯＢ・ＯＧのメーリングリストやホームページも私が自ら運営し、後輩やＯＢ・ＯＧとのつながりを大切にしています。

 
大学のサークルも１００名規模の大所帯になり、ＯＢ・ＯＧの参加者も多いので、二時間の中で一人一人と会話をするのは、なかなか大変です。１年に１度しかない会合なので、短い時間の中でもできるだけ多くの人と有意義な情報交換をすることを心がけています。

 
二次会では、比較的じっくりと後輩や先輩方と会話をする機会がありました。昔のサークル活動の話や後輩がＩＴ業界に就職することもあって、自分が経験しているＩＴ業界の話等もしたりしました。二次会の最後には後輩たちに自分の名刺を渡して、「詳しいことは、私の名前を検索してください」と言葉を残して後輩たちと別れました。

 
次の日、後輩から一通のメールがありました。メールを読んで私のプロフィールや考え方そしてWeb2.0に関するアプローチ等について感想等をいただき、お互いの接点を見つけることができました。メールをくれた後輩とはこれからもを“つながり”を続けることになる予感がしています。ブログのアクセス履歴を見ると、次の日に私の名前を検索しているログが３回ほどありました。「私の名前を検索してみてください」と話した後輩は３名なので、もしかしたら３名とも私の名前を検索してくれたのかもしれません。

 
一期一会（いちごいちえ）という言葉を皆さん聞いたことがあるかと思います。語源は、「茶会に臨む際は、その機会を一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ」という茶会の心得からのようです。だからこそ、人との出会いを大切にし、感謝することが大切だと考えています。

 
そういった意味でブログを書き続けることによって、自分のパーソナルプロファイルを蓄積し、人との短い出会いの中で自分自身のことを伝えるために、「私の名前を検索してください」と言える用意をしておくことは、“つながり”を広げる上で非常に大切な言動ではないかと感じているところです。