「方丈記」はいつの時代に書かれたの?
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積んどく状態にあった古典に挑戦中。
「孟子」の次に手にしたのは、「方丈記」。中学あるいは高校の日本史で、冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。」という箇所と、作者が鴨長明だということは、簡単に覚えたけれど、それがいつの時代に書かれたのかを覚えるのには苦労したような。
今回初めて通読した。何て短い!30分もあれば最初から最後まで読み通せる。そして、作者鴨長明が、福原遷都の頃、この都を訪ねたことが書いてある。平清盛と同世代の人物......一度読めばいやでも記憶に残る。
今さらながら、あの受験勉強は何だったのだろうと思う。下手に受験参考書にマーカー引いて丸暗記するくらいなら、30分使って原典を読む方が、よっぽど効果的だったろうに。
何十年も遠回りして、やっと原典に触れることの大切さを思い知っている。また続けます。
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