「諸君!」最終号を読み終えて
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シアトルの紀伊国屋で平積みになっていた雑誌、「諸君!」。なぜか買ってしまった。今まで読んだこともなかったのに、「最終号 特別企画 日本への遺書」というタイトルについ惹かれてしまった。
一通り読み終えた。とりあえず、心に留めておきたい箇所をリストアップしておこう。
「日本の政治も経済も社会も、『その国がよってたつゆえん』を見失っている。」(アメリカ型改革から〈桂離宮の精神〉を守れ... 佐伯啓思 P.88)
「『よく知る』ためには、まず『心が正しい位置に置かれて』いなければならないのである。」(小林秀雄 批評精神の秘密を明かす魂の対話録 新保裕司 P.246)
ところで、この雑誌に執筆されていた人々のどの程度が、現在ブログなどのネット媒体に投稿されているのだろうか?媒体が紙からネットへと移行すると同時に、執筆主体の交代も起こるのだろうかと、ふと考えてしまった。
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