不況でも頑張っています...Batteris Plus
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4月の米国内小売売上高は前月比0.4%減と予測を下回り、そろそろ景気回復を望んでいた市場をがっかりさせる結果となった。
一方、この厳しい状況下で確実に成長を遂げている小売企業として、朝のニュース番組でBatteries Plusが取り上げられていた。シアトル近辺ではこのお店を見たことがないので、この番組を見るまでこのチェーンストアのことは知らなかったけれど、創業20年を超えるらしい。
取り扱う商品はアフターマーケットの電池のみだが、取り扱う種類は単三電池からPCやデジタル家電用の充電バッテリーまで多岐にわたり、毎週百万個以上の電池を売り上げているという。2008年の増収率は20%近かったらしい。
フランチャイズ形式での店舗展開を行っているBatteries Plus、現在全米で350店舗存在するが、そのほとんどが人口75,000人以上の都市にある。このたび、人口10,000人から40,000人程度の小規模都市で、"store within a store"というコンセプトで新たな店舗展開を行うことにしたという。
財布の紐がかたくなって、今もっている製品を使い続けても、電池は必要。派手さはないけれど、底堅い、こんなビジネスもあるのですね。
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