オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

ギリシャ旅行記 3: ギリシャの外国人労働者

»

アテネのホテルで朝食の用意をしてくれた若い女性。アルバニア生まれでお父さんがギリシャ人、お母さんがアルバニア人だという。

サントリーニ島のホテルでお世話になったマネージャーは、ウクライナ出身。サントリーニ島に来て8年になる。

部屋の掃除などをしてくれた男性は、アルバニア出身。レンタカーショップから迎えに来てくれた運転手さんも。二人ともとても愛想良かったが、英語は"Thank you"くらいしか通じない。彼らの雇い主に聞いてみたが、ギリシャ語もあまり通じないらしい。

アルバニアはギリシャと国境を接しているけれど...興味がわいたので少し調べてみた。

2007年における国民一人当たりGDP(PPP)は以下の通り。出典はCIAのThe World Factbook

ギリシャ...    $ 30,600
アルバニア... $ 5,800
ウクライナ...   $ 7,000

なるほど、こんなに差があれば、言葉がわからなくたって出稼ぎに来たくなるでしょうね。このFactbookのギリシャのページによると、ギリシャの労働人口の5分の一が移民で占められているという。

ちなみに

アメリカ...    $45,800
メキシコ...   $12,400

ところで、CIAのThe World Factbook、各国の概要をコンパクトにまとめてあって、とっても便利。外務省の各国基礎データよりも記載項目が多いし、GDPなど項目ごとのランキングも見られる。お薦めサイトです。

Comment(0)