組織が存続する条件は
»
先日読んだ「奸婦にあらず」では、多賀大社が、戦国時代にはいわゆる忍者を用いて全国に情報網を張り巡らせ、徳川家康がいずれ天下統一を成し遂げるであろうという目論見で動いていたというような箇所があった。ここから連想したのが、塩野七生がいろいろな著書で触れているローマ法王庁。幾多の国家の興亡を尻目に、現在もなお見事に存在している。
国家、宗教団体、企業といった組織体が長く存続するするには、少なくともその存在意義があり続けること、そして情報収集分析能力を怠らないことが必須条件のようだ。他に何が必要だろうか?
SpecialPR