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ETロボコン関西地区 技術教育会の開催

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Etrobop1020493  4月26日(土)にETロボコンの技術教育会が開催されました。
 今年のETロボコンは以前もこのブログでご紹介しましたように5地区で開催されます。
 私が実行委員を担当させていただいております関西地区については、本日第1回目の技術教育会が開催されました。
 関西地区で参加するメンバーの方々が一堂に会する最初のイベントがこの技術教育会です。関西地区は今年は52チームがエントリしているのですが、今日は37チーム46名の方が参加されていました。
 ETロボコンでは、ただ速く走ればいいというものではなく、モデリングについても評価対象にしています。そこで、ロボコン参加者に対しては、各チーム1名に無償で教育の機会を設けています。

Etrobop1020502  まず、午前中は開発環境の構築についてのハンズオンセミナーです。講師は、過去ETロボコンで出場者として著名な成績を残しました水野さん(あまがさきつうしんぶ)、佐藤さん(うしろむき100%チーム)が担当されました。
 ETロボコンに参加するチームの大半がCまたはC++で開発を行うため、Windows上にCygwinをインストールし、gccを利用したコンパイル環境を構築します。その後、LEGO Mindstormsは、CPUとして8ビットのH8が使用され、開発端末(PC)上でH8の開発が行えるようにクロスコンパイル環境を設けます。また、LEGO Mindstormsでは、brickOSと呼ばれるファームが利用され、このOS上で稼動するアプリケーションを参加者は構築することになります。
 事前に開発環境構築に必要なソフトウェアはダウンロードできるようになっており、参加者にはこの研修時には各自ダウンロードしてもらうようになっています。しかし、例年ダウンロードしてくるのを忘れるチームが何チームかあり、研修時にバタバタすることが多いため、あらかじめCD-ROMでソフトウェアをコピーしたものを用意しておいたのですが、今年はまったくその必要はなく、皆さんちゃんと用意していただいておりました。(運営サイドとしてはありがたいことです。)
 午前中の開発環境の構築については、おおよそ皆さん無事完了し、サンプルプログラムをコンパイルして転送できるようになりました。

Etrobop1020525  引き続いて午後はUMLの表記方法についての研修がスタート。講師は実行委員長の江見先生に担当いただきました。通常は、ユースケース図、クラス図、シーケンス図、ステートチャート図など、それぞれの図の描き方を中心に説明が行われるのですが、今回は江見先生にアレンジしていただき、オブジェクト指向の基礎的な内容も踏まえて講義を行っていただきました。最後には、実際にUMLを用いてドキュメントを作成するということにチャレンジしていただき、なかなか思うように手が進まない方や、すいすいと描けている人など様々でした。演習時は、実行委員や他の参加者とも話しながら進めることで、この大会のもうひとつの意義である技術者同士の交流も図られていました。競技としては、ライバルですが同じ目標に向かってこれからチャレンジするメンバーとしては良き相談相手でもあるので、こういった交流が今後とても役立つことでしょう。

Etrobop1020545  研修終了後は、希望者を募り、近くの居酒屋で懇親会を実施。総勢34名の方が参加され、とてもにぎやかな会となりました。少しは参加者の皆さんにとって、ロボコンに対する不安が払拭され、楽しめる環境となっていれば幸いです。次回の技術教育会は6月14日。それまでに、みなさんが今日学ばれたことを活用して、少しでもロボコン活動を楽しんで進められていればうれしいです。さあ、みなさんがんばって!私も実行委員として皆様が快適にロボコンに打ち込める環境を提供できるようにしていきます。

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