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ブロガー waki が訪れる各地を、ITの視点から見てみると…

なんという積極的なインド人

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別にインドの方がすごいというわけではなく、やはり日本人とほかの国々の人と比較をするとその差がはっきりと表れます。それは、懇親会・・・。つまりはパーティと呼ばれるイベント後半に存在する時間帯です。ただし、仕事です、変なパーティじゃありませんよ。

今回、インドの大手IT企業が主催するラウンドテーブルイベントに講師として参加しました。
お客様は主要な企業のIT部門の方々。その方々を取り囲むように(?)、インドの方々がずら~りと20~30人。前方の講演者席から見える風景もある意味、異様な雰囲気で、「ここは日本か ?」と投げかけたくなる雰囲気。さて、問題はそこから先の懇親会。

すごいですね、インドの方々。相手が英語で対話できるかどうかもかまわず、どんどんお客様を捕まえて、食事を手にしている途中だろうが、ドリンクをオーダーしている途中だろうが、名刺を片手に入り込んできます。
そして、正面を向いて、笑顔で、丁寧に語りかけて、コミュニケーションを図ろうとします。
英語に対するハードルがなく、数学が得意で、賢い理系イメージのインドの方々ですが、それ以外の営業的な面でも優秀なんですね。
というか日本人がやっぱり遠慮したりしちゃうのでしょうね、「控えめ」とか「人見知り」とかそういう感じでしょうか・・・。
せっかくの懇親会ですからあらゆる人と出会って、お話をして、人脈をつくって、そこでビジネスが生まれて、というようにチャンスをとてもうまく使っている気がします。いや、そういう経験が豊富なのでしょうか、そういうことができる教育を受けてきたのでしょうか、あるいは文化の違いでしょうか。だとするとグローバルビジネス展開にも大きな差が出る一因を目の当たりにした気がしました。

ちなみに、写真はさすがインドの大手企業主催ということなのか(笑)、食事はカレーが登場します。しかも、かなり美味しい・・・。そして、懇親会場の様子です。

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