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OL 8人のサンタコス「恋ダンス」でYoutubeのContent IDを試してみた

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今話題のTBS 火曜ドラマ 「逃げるは恥だが役に立つ」 (以下 「逃げ恥」)が話題です。でも、そんなことは今さらブログにするような話題ではありません。まずはその「逃げ恥」で話題の「恋ダンス」をクリスマスシーズンにふさわしいサンタコスで踊ってもらいました。ご覧ください。

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♡ OL8人で元気いっぱい恋ダンス踊ってみた♡ ~サンタコスver~

■「恋ダンス」動画は 233,000件以上
その「逃げ恥」中で出演者が踊っている「恋ダンス」の話です。恋ダンスとともに流れる楽曲は、ドラマ主題歌である「恋・星野源さん」です。そして、この「恋」に合わせて「恋ダンス」を踊る動画が Youtube にはあふれています。その数 12月17日時点でなんと! 233,000件。

■楽曲「恋・星野源さん」を使用した「恋ダンス」の動画アップが可能なのは Content ID の仕組みのおかげ
これは「恋・星野源さん」所属のスピードスターレコーズが 11月22日に楽曲「恋・星野源さん」を使った「恋ダンス」動画のアップロードを許可し、TBSも番組を広めるために寛容な姿勢で容認をしたことからスタートしています。なぜ、本来は著作権が守られるべき楽曲をオリジナル以外で使用してアップしてよいのでしょうか?、それは Youtube が 2007年から採用した Content ID という仕組みに支えられているからです。

■Content IDとは?
Youtube が 2007年から著作権者は Content ID というシステムを利用して、簡単に YouTube 上の自分のコンテンツを特定し、管理することができるようになりました。著作権者の映像や音楽が別にコピーされアップされるとそれを特定することができるのです。この仕組みで元々の著作権者のオリジナル映像や音楽には Content IDという指紋のようなものが照合できるように準備されます。そして、別の誰かがその映像や音楽をコピーしてアップしたとしても、Youtube 側で瞬時に照合され特定されるのです。この時に、コピーに対して「音声をミュート」、「閲覧できないようにする」、「動画に広告を表示させて動画を収益化する」を選ぶことができます。もちろん、「恋ダンス」はコピー動画に対して「広告を表示させてその収益を受け取る」という方法をとっているのです。他にも「PPAP/ピコ太郎」、古くは「恋するフォーチュンクッキー/AKB48」、「江南スタイル/PSY」も同様です。そして、この Content IDのおかげで、コピーが広まっても収益が増える仕組みに拍車がかかり、むしろコピーを多くさせ広めた方がより多くの広告収入を得られるようになりました。

これは Youtube のクリエイターツールの画面でも明らかです。次のように収益の受け取りは「申立人によって収益化」されており、広告が自動的につけられています。そして、どの部分が一致しているのか、どの楽曲と一致しているのかも表示されるのです。これは動画でも音楽でも同様です。

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■Content IDは一瞬にしてマッチングを行う
このマッチングと広告挿入をアップロード直後にすぐに行ってくれるのです。Youtube にアップロードされた直後に照合が行われ、該当する動画には自動的に (C)マークがつけられます。

■どのくらいの長さの音楽からContent IDの行われるのか
そこで、このContent ID の照合はどのくらいの長さの音楽から行われるのかを確認してみました。下記をご覧ください。音楽に関しては 30秒を超える長さに対して Content IDによる照合が行われています。そして、面白いことに1.25倍速の音楽であっても照合が成功していることが分かります(さすがに 1.5倍速では照合が成功していませんが、この速度では動画に意味がありません)。

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