オルタナティブ・ブログ > キャピタリストの視点 >

ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

定年のない会社

»

人生(社会)に定年はありません。定年があるのは、会社だけです。

花柳界というお仕事

80代になるその母親は、今でもハイヒールを履き、お洒落をして小走りに娘の関係者に挨拶に回る。娘と共にハワイに行き、ブランドショッピングに盛り上がる。髪もお化粧もお洒落も時代にずれることなく、80代でも人生を現役でエンジョイできているその姿を見たときに、私は驚異的な衝撃を受けた。
メディアではあまり取り上げられませんが、元気な80代の方は数多くいます。「笑ってコラえて!」(日本テレビ)に出てくるお年寄りも本当に元気です。
色町の女性は、結局、若い時からいい着物を着て、おいしいものを食べて、いいものの味わい方を知り尽くしている。それがあの元気な80代を構成していると思う
若い時からの生活ぶりが80代のライフスタイルを決めているというのは、今をどう生きるべきかに大きな気づきを与えてくれそうです。
女性が働き続けられ、出世もでき、定年もない。高齢女性は高齢であることで評価されず、あくまで熟練の働き手として重宝される。高齢女性が「もう私はおばーちゃんだから」と肩身を狭くする必要のない、堂々と年を重ねられる職場という、今の私たちの垂涎の労働環境がそこには昔から確立されていたということか。
仕事に専門能力が求められている今だからこそ、昔からある職人の世界の風習に働きがいのある職場のヒントがあるように思います。
Comment(0)