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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

傘は天下の回りもの

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分かち合う循環型社会に近づくいい試みだと思いました。

中古ビニール傘 無料レンタル、各地で広がる 傘は“天下の回りもの”

近隣のコンビニエンスストアなどに放置された傘を譲り受け、カフェや書店など渋谷区内の提携店舗に置き、雨が降ったときに無料で貸し出す。使用後に提携店舗のいずれかで傘を返却すると、渋谷の加盟店で使える地域通貨「アースデイマネー」50円相当がもらえる。
新しい習慣を根付かせるためには、仕組みはシンプルであることが必要だと思います。また、地域通貨のインセンティブがあることも重要なポイントだと思いました。
SOL代表で、青山学院大学3年の末原弘喜さん(21)は「まだ使える傘を捨てるのはもったいない。店側はごみを処分する負担が減るし、利用者は傘を買わなくてすむ。環境にも人にも優しく、合理的に使い回しができるシブカサを気軽に利用してもらえるよう、認知度を高めていきたい」と意気込む。
言われて見れば当たり前のことも気づかないことが多いものです。これから社会の中核を担う若い人に循環型社会の思想が広まるのは、心強く思います。
日本洋傘振興協議会などによると、国内の傘消費量は年間約1億2000万本。このうち約9割が使い捨て感覚で使用されるビニール傘といわれている。新品同様で廃棄される傘も多く、埋め立てなどの処分時の環境負荷は決して小さくない。
赤ちゃんも含めて、年間1人一本消費しているのは、いかにも勿体ない感じがします。使い回す考え方は、今後生活者にとって重要性を増してくると思います。
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