本当に大事なのは、「ひとの気持ち」が分かることだと思います。
「ひとの気持ちを考える」から「空気を読む」へ変わる時代の空気
近年では、この「ひとの気持ちを考える」に代わって「空気を読む」という言葉が使われているが、この2つの言葉は似ているようで、決定的な違いがある。コラムでも指摘されていますが、「ひとの気持ち」は個別固有のもので明解である。それに対して、「空気」というのは、抽象的で明確でない。
発言力のある者が「ここの空気はこうなんだよ」とすることで、皆を無理矢理納得させられる。旧来のマスコミは、情報を伝える権限(放送免許、新聞販売店網)に乗っかって、「空気」を伝えていました。もともと個人が伝える訳なので、偏りがあります。その偏りを正すべく情報源に確認したりする報道の作法が存在しましたし、ジャーナリズムという倫理観も存在したと思います。その基本が忘れられて、最近の捏造が生じています。朝日新聞のサンゴ事件あたりからのように思います。
何かこの「気持ちを読む(考える)」→「空気を読む」という変化には重大なものが隠れている気がしている。(中略)自分の主観的判断よりも、他者の判断(予測)を重視して行動するようになると。まさに鉄板病。若干、論理のねじれはあるのですが、永久に読めない空気を読んだり、空気があるかのごとく報じるマスコミに踊らされると、 落ちこぼれないことだけを気にする鉄板病に陥ると思います。
KYが蔑称に使われる今こそ、主観が大事です。自分がどう感じるかということを大事にしないと、本来最も尊重すべきだった「ひとの気持ち」が存在しなくなります。みんなが空気を気にするような時代に「ひとの気持ち」を読むには、主観を大切にすることが極めて重要なことになります。
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