「自立」は「孤立」の代名詞を読んで、経営者が自立することの難しさについて考えさせられました。

やっぱり、日本には苦難を経験する若者の数が少ないのです。この苦難とは決して先輩たちが経験した戦争や貧乏とは限りません。平和で豊かな社会でも精神的に自立しようとすれば精神的苦難は避けて通れません。
宋さん独特の日本観なのでしょうが、単なる世代間の溝(「近頃の若者は・・・」)とは違い、経済界若返り論に対する反論として有効な感じがします。いわゆる厳しい時代を知らない、ハングリー精神に欠けるなど、いろいろと言われますが、精神的苦痛を背負う機会が減っているのも事実だと思います。
精神的自立はある意味において「孤立」を意味する場合が多いのです。常に現実を直視し、他人の意見に耳を傾けながらも、自分で判断し、自分で失敗の苦瓜をかみ締めなくてはなりません。それに耐えられないならば自立したとはいえません。
自立するには、孤立に耐える精神力が必要です。ベンチャー企業の社長を見ていると、最終決断者としての孤独、責任の重圧を耐え忍ぶことができるかが、経営者の資質として非常に重要だと思います。意欲的な目標を達成して当たり前、未達成では社長の資格なしという評価にさらされるなか、自ら決断していくことは精神的に非常に辛いことだと思います。
日本に依存しない日本人こそ日本に貢献できるのです。私は高邁なことを言わずに静かな信念を持ち、小さな行動を続ける人々を尊敬しています。
国家と個人の関係に関する卓見だと思います。国家に依存し自立していない自分のことはさておいて、天下国家を論ずる人々はマスコミを初め、たくさんいます。

自立するために有効な手段として、自分の考えを実名でブログに書くことがあると思います。非難や反論を真摯に受け止めつつ、きちんと自分の信念を貫くことは孤独な作業ですが、自らの精神の自立を得ることができると思います。

参考
「その才能を国のため」?誰に向かって口聞いてるんだ!

tsuji2005

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辻 俊彦

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