「屁尾下郎」氏のツッコミが世の中を詰まらせるには、日頃思っていることが、たくさん書いてありました。
「70年代80年代は、まだ「自転車通勤は会社的にはいかがなものか」とわざわざ言ってくる人の存在自体が、笑い話だったのに。今やそういう人はあっちにもこっちにもいて、人さし指で、いちいち指さし点呼して「管理」してる、お互いに。」
以前のエントリーでも書いたのですが、企業の不祥事が相次ぐのは、管理する人が増えたせいだと思います。偽装を肯定している訳ではありませんが、赤福事件に関しても40年以上続けてきたことが、なぜ今問題となったのかについても考える必要があると思います。
「規制が厳しくなって、結局誰の仕事が増えているか。というと「これは大丈夫です」「これはダメです」(中略)といったことを調査して報告するひとたちですよね。」
監査法人、コンプライアンス、内部統制等々、本当に大変です。
「見回りみたいな「管理」の仕事を増やしても、何も生み出さないし、誰も消費をしないじゃないですか。ただ、たしかにこうした官僚的な仕事、官僚的なコストを増やしていくと、ノーアイデアでいろいろ回るんです。」
必要性は認めますが、楽しくないこと、消費しないことだらけでは、何にも生み出せませんし、それが自己目的化すると、どんどん増殖していきます。
「ちょっと危なっかしくても、新しくって思い切りのいい発言をするよりは、「何がセーフか」を意識しちゃう。「作る」ことよりも、「どこまでがセーフなのかを調べる」ことにばかりコストを掛けるようになる。」
どこまでセーフなのかを調べ出すと、クリエイティビティは殺されてしまいます。本当に楽しくない世の中になってしまいます。
「昔、NHKのドキュメンタリーで、文革のときの中国の紅衛兵のときの話を取り上げていました。これがもう笑っちゃうぐらいみんな、この「誰が屁をしたな!」の論理で動く。それぞれが「あいつは悪い」って告げ口しあうことで、自分だけが生き延びようとしたんです。」
昔の中国に戻りたいと思う人は一人もいないのに、実際には告げ口の応酬で生き延びようとしている人が多いのも現実です。
「インターネットはそもそも、公じゃなくて、私が屁をする場所、だったような気もしますね。」
大いに同感。ブログは結局、「屁」みたいなもんです。
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