スマートフォン&ソーシャル@trendism
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2011年に中国で売れたiPhoneアプリのまとめ
+中国の近々のアプリ動向
前回は2011年に日本で売れたiPhoneアプリのまとめを紹介したので、今回は、北米の分析を紹介しようと思っていたのですが、お隣中国でアプリ業界に大きな変動(AppStoreのランキングロジック変動)がおきており、これは紹介しておいた方が良いだろうと思いまして、先に、お隣中国のアプリ分析を行ってみました。プラス、中国のアプリ市場を大きく左右する変動についても、後半でふれたいと思います。
中国向けにアプリビジネスの展開を行う方のお役に立てれば幸いです。
前半:2011年中国で売れたiPhoneアプリまとめ
まずは、前回の日本の分析同様、毎年恒例でAppleにて年末になると発表される「App Store Rewind 2011」(Best100のアプリが分かるAppleの特集)を元に分析してみました。 かつ、どうせなので、前回の日本の分析情報などを元に日本と比較してみました。
1.売上Best100アプリをカテゴリ比較
中国と日本の売上Best100アプリのカテゴリを比較した情報が上グラフになります。
両国ともゲームが圧倒的に多い(中国が84.0%。日本が69.0%)事には変わりありません。より中国の方が日本よりもゲームアプリが売上上位では占めているのが分かります。
USはじめ、他の国でもゲームアプリが占めるシェアは圧倒的に高いです。ゲームが圧倒的に万国共通で売れています。
2.売上Best100アプリを価格比較
次に、中国と日本の売上Best100アプリの価格を比較した情報が上グラフになります。
両国とも無料アプリが半数以上です (中国が57%。日本が66%)
こちらも他の国でも似たような傾向です。万国共通でフリーミアムモデルの方がより売上でも伸びやすいという傾向はあります。
3.売上Best100アプリを容量比較
中国と日本の売上Best100アプリの容量を比較した情報が上グラフになります。
一番、大きく違ったのはこの比較でした。この分析をしたのは、容量20MB制限(容量が20MB以上でWi-Fiが必要)があった頃の話ですので、それを考慮しても、あきらかに中国での売上上位アプリは容量制限については、あまり関係ない結果になっている模様です。
3'.無料Best100アプリも容量比較
更に、無料アプリのBest100を分析してみました。
無料アプリのBest100。つまりは、ダウンロード数が最も多かったアプリ100個です。
この結果を見ても分かるように、あきらかに、中国の方がDL数を稼いだアプリでも20MB以上という容量の重たいアプリが多いのが分かります。
この部分が、日本とは大きく違うので、もう少し深掘りしてみました。
4.容量が大きいアプリBest10
上記はトップセールスBest100、無料Best100のアプリで、容量が大きいアプリ順にしてBest10だけピックアップした図になります。
もちろんゲームが多くなっています。開発会社としてはGameloftさんのアプリが多く、クオリティの高いゲームを提供する会社としてGameloftさんの認知が中国でも高いことを感じる結果でした。更に、なぜかレースゲーム、ガンシューティング系のゲームが圧倒的に多いという結果になりました。この辺りのゲームであれば、容量が重くてもDLする傾向がある模様です。
ちなみに、Gameloftさんの新作アプリ「アイス・エイジ」が最近リリースされましたが、リリースされてから現在まで、無料総合ランキングでも上位に早速来ています。
後半:AppStoreのランキングロジックが変更!?
分析はこれぐらいにして、後半では、今中国のアプリ業界に大きな変動がおきております。
それは、今まで無料総合ランキングで上位にいた、アプリ達が一気に順位を落としています。
そう、AppStoreのランキングロジックが変わった模様です。
上記のアプリの順位変動は、あくまで一例です、他にも順位が大きく変わったアプリは多数あると思われます。
注目すべき箇所は、全てが同じ日(3/21、22辺り)のタイミングで変動していることです。
そう、AppStoreの順位ロジックが大きくこの日をキーにして変動した模様です。
なぜ、ランキングロジックが変わったかは、不正なDLが多いなど、色々な背景があると思いますが、顕著に順位が落ちています。
中国だけなのか?日本は?
下記のグラフは、中国Developerが提供するアプリの、日本のAppStoreの順位変動です。
こちらでも、顕著に順位が下がっています。
アプリ業界関係者の方なら、最近、海外Developerのアプリを無料総合ランキングの上位で見ないよな。。。と思われた方も多いと思います。
どうやら、日本でもAppStoreの順位変動の影響を受けている模様です。
日本Developerのアプリはどうなのか?
色々なアプリを調べましたが、結論、明確に言及出来なかったので、アプリ名は隠して、状況だけ以下に紹介させていただきます。順位変動があったと思われるアプリのランキング推移は以下グラフ見てみて下さい。
明らかに影響している!?と明確に言えるかどうか、微妙な変動のモノもありますが、何かおかしな動きをしているのは感じ取れます。
最後に、皆さんの予測、ご意見も聞きたいです!
日本のAppStoreも、ランキングロジックが変わったかもしれない?
という話で、本ブログは終わろうと思っていますが、正直、どういうロジックで下がっているのか?色々中国系の情報も見ましたけど、、検証ができた明確な情報はないです。
ちょうど、1年前に「アップル、App Storeでアプリ順位付けの仕組みを変更か--米報道」というのが出たのが懐かしいですが、ここでもふれられているように、利用頻度あたりは見ているのだろうと思いますが、、どういうロジックか分かりませんね~。
アプリ業界に関わる方にも、ぜひこの動向について予測、考察、仮説を聞きたいので、ぜひツイート、シェアでのご意見お待ちしています!
引き続き、アプリ業界に役立つ情報を発信していきます!!
でわでわ。
おまけ:うちも中国で人気だったアプリローカライズしてリリースしています
上記情報だけ見ると、中国Developerは微妙。。ともとれる発言になりかねないのですが、個人的には、まったくそうは思っていません。中国Developerの技術力、スピード力は半端ないと、日々、感じています。
実は、弊社でも中国で純粋に人気がでて、無料総合ランキングでも上位に来た事がある、ゲームアプリを、先月日本語にローカライズしてリリースしております。このゲームを見ていただくと分かりますが、非常にクオリティも高いですし、ゲーム内容も素晴らしいです。Unityで作られています。
なぜか、自分が日本語版のゲームストーリを考えたりもしているので、良かったら無料版もあるので、お試しくださいw。面白いです。
ロボ5 Lite(無料)
▼関連・参考情報
中国AppStore変動に関する中国系の情報 ※一例です
・http://finance.ifeng.com/usstock/Special/20120327/5813933.shtml
・http://it.gansudaily.com.cn/system/2012/03/27/012424139.shtml
・http://games.sina.com.cn/y/n/2012-03-29/1021599469.shtml
・http://www.donews.com/net/201203/1137313.shtm
・http://game.china.com/webgame/mobile/news/11104729/20120327/17115708.html
上記分析で使用したサイト・サービス
・AppAnnie:http://www.appannie.com
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2011年日本で売れたiPhoneアプリのまとめ
毎年恒例でAppleにて年末になると発表される「App Store Rewind 2011」(Best100のアプリが分かるAppleの特集)ですが、今年も公開されたので、誰かが分析してくれるかな。。。と思っていたのですが、そこまで分析された情報が、結局どこからも出てこなかったので、まずは日本のAppStoreについて分析してみました。iPhoneアプリビジネスを展開する方の、お役にたてれば幸いです。
1.無料、トップセールスBest100のカテゴリ
無料アプリBest100(=ダウンロード数が多いベスト100アプリ)については、圧倒的ではないですがカテゴリ的には、ゲームカテゴリ22%のシェアで1位です。
トップセールスBest100(=売上が高いベスト100アプリ)については、圧倒的にゲームカテゴリがシェア(シェア率69%)を占めています。
ちなみに、トップセールスの上位10位は全てゲームです。
さらに、ちなみに、USでは更にゲームの占める割合が高いです。
この辺りは、知っている人はよくご存じだと思います。
では、全体のアプリ数で見た場合はどうなのか?
2.国内配信中の全iPhoneアプリのカテゴリ
グラフを見てもらえば分かるように、アプリ数でもゲームが約3割を占めています。
※ちなみに、本情報は2012年1月25日頃時点のアプリ数を元にシェア分析をしているので最近の情報です。
3.Best100にランクインヒット率を分析
次に、競合状況、上位への可能性を分析してみました。
ダウンロードという視点では天気カテゴリが1位に。
売上という視点ではナビゲーションカテゴリが1位になっています。
天気カテゴリはそもそもアプリが少ないので確率が高まっている。
ナビゲーションアプリもアプリが少ない+高価格なアプリが売れやすいという傾向があるため確率が高まっています。
ゲームカテゴリは、確かに売上でもダウンロードでも上位に入ってくるカテゴリですが、その分アプリ数も多く競合アプリが多いため確立的には低くなっています。 あくまで傾向です。
4.Best100のマネタイズモデルを分析
アプリを無料で販売して、アプリ内で仮想通貨などを課金させるフリーミアムモデルのマネタイズ手法が66%と、圧倒的に多いです。アプリを有料で販売しているアプリについても、リリース時などに無料にしたり割引いて販売したりと、まずはお試しでアプリを体験してもらうと言う手法は、ほとんどのアプリで採用されています。
5.Best100のアプリの容量を分析
Wi-Fiが必要となる20MB以上のアプリより、20MB以内のアプリが圧倒的に多く、トップセールスBest100の65%が20MB以内のアプリです。
単純に20MB以内の方が、売上が伸びるという訳ではないですが、意識しておく1つのポイントだとも思います。
更に日本特有の傾向として、トップセールスBest100の中で、5MB以内のアプリが20%(=20個)もあります。これは、Webビューが基本となるソーシャルゲーム的ゲームが多いからです。ちなみに北米含め海外では、ここまで容量少ないアプリが、売上でのBest100位にはそこまで入って来ていません。この辺りは日本特有でもあります。
6.各総合カテゴリのダウンロードのまとめ
常にウオッチする中で、ここ最近、更にダウンロード数が伸びてきている模様です。特に、総合の上位は特に伸びてきている模様です。
1つの理由としては、iPhone 4SがKDDIさんから発売されたりというのを始め、日本国内におけるiPhoneユーザーが増えているのも影響していると思われます。
ちなみに、App Storeのランキングのロジックについては、metapsの佐藤さんがまとめてくれているので、そのブログ読んでみて下さい。
→スマートフォン(iPhone/Android)アプリのマーケティングとマネタイズ戦略を資料にまとめてみた《基礎編》
※AppStoreのランキングにおいて、アクティブ数を見ているか?どうか?という話が、不明確なのですが、個人的には見ていると思います。色々、ウオッチしていておかしな順位変動をするのもあるのですが、単純に、AppSotreで同じキーワードを検索してみると分かるのですが、日によって変動します。この変動の仕方は、アクティブユーザー数が多そうな時ほど、上位に来る関係と比例しているように見て取れます。アクティブユーザーを順位変動要素として取り込んでいるように思います。
以上、基本的な事を含め、傾向をまとめてみました。
iPhoneアプリの展開を行う上で参考にしてみてください。
引き続き、北米など各国のアプリの状況なども分析したらまとめていきます!
よろしくおねがいしま~す!
でわでわ。
■追記セミナーでも講演することになりました。
iPhoneアプリに特化したプロモーション講座
※このセミナーはおかげさまで席数いっぱいですが…このようなセミナーは、どんどんしていきたいので、講演・執筆の話とかありましたら、ぜひご連絡下さい!よろしくお願いします。
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